独自視点でレビュー! あえて今、Nikon D500 に AF-S 17-55mmF2.8G を組み合わせる。
みなさんこん○○わ。
いつもマイナー機材ばかり紹介している私です。
今回はNikonが誇る、APS-C大三元レンズ、AF-S 17-55mmF2.8Gを紹介します。
<ポイント>
・真のDXフォーマット向け大三元レンズ
・鉄鏡筒、堅牢
・AF超速
・高級感あり
・FXフォーマット並みにでかい
さて、ここでいきなり問題です。
下記のサンプル写真のうち、フジフィルムX-T1+XF16-55mmF2.8で撮影した写真が混ざっています。
どれでしょう!
①↓
②↓
③↓
④↓
ちなみに、Photoshopなどで変ないじりはしていません。
答えは、③でした。
その他はすべてNikonD500+AF-S17-55mmF2.8Gです。
昔のNikonデジタル一眼レフで撮ると、もう少し発色が薄い(いい意味でも悪い意味でも)のと、肌色が黄色みかかっていた気がするのですが、D500のポートレート設定では、かなりフジフィルムっぽく写っている気がします。
まぁ、言われて見比べてみると、③だけはさらに発色が良いように見えますけど、言われないと、どれも印象的な発色ですよね。
さて、肝心のAF-S17-55mmF2.8Gの話です。
私はこのレンズのために、D500を2回買いました。
まぁカメラ沼信者なので、このレンズのためなのか、このレンズを言い訳にして、なのかは微妙ですが、少なくとも言い訳にするレベルのレンズではあるのです。
1回目は中古でAランク品があった時、思わずその場で取り置きしてもらい、自宅から他マウントカメラ一式持ってきて、D500新品+Aランクレンズを買いました。
2回目は、あえてこのタイミングで、新品のAF-S17-55mmF2.8GとD500を買いました。
店員さんにも「そうきましたか。渋いっすね!」と言われました。
確かに、結構ランクが高い中古品でも、新品の半額ぐらいで売っていますから、この時期にAF-S17-55mmF2.8Gの新品を買うのは、渋いというか、なんというか、と思います。
【感想】
まず、AFが超速です。
D4+AF-S24-70mmF2.8Gを使っていたこともありますが、比べても「僅かばかり」遅い程度で、他のレンズに比べると超速です。どちらも超速。
そして発色・解像が「繊細」です。
なので、人物に寄り気味で撮影すると、自然なボケと、繊細な線を描けます。
D500との組み合わせでは、フジフィルムほどのギトギト・ピキピキ感がなく、自然な感じで人物撮影ができます。
D500の全面AF-Cと組み合わせれば、(ファインダーを覗ける態勢なら)無敵です。
ただしでかい・重いです。
フジフィルムのXF16-55mmF2.8も結構キテるサイズですが、それ以上に大きい。
その代わり、鉄鏡筒かつレンズフードにロック機構がついており、簡単には撮れないので、プラ風味が漂うXF16-55mmF2.8に比べると、高級感は遥かに高いです。
実売価格は大きく違わないので、これからD500+AF-S17-55mmF2.8Gか、X-T3+XF16-55mmF2.8を迷っている方は、高級感・堅牢性狙いなら、前者です。
顔認識AFや瞳AFなら絶対後者ですね。
あえてこの時期に、AF-S17-55mmF2.8Gを新品購入し、D500と組み合わせる。
知る人ぞ知るレンズ。渋い組み合わせ。
一眼レフDXフォーマットで攻めたいあなたに、おすすめです。
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Nikon デジタル一眼レフカメラ専用ズームレンズAF-S DX 17-55mm F2.8G AF-SDXED17-55MMF2.8G
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