独自視点でレビュー! 今さら?いえいえ、まだまだ現役の SONY α7 (ILCE-7)
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
今回は、ずっとずっと昔に発売された、フルサイズミラーレスカメラの普及機、Sonyのα7(初代)のご紹介です。
デジタル一眼レフカメラはSonyのαシリーズから始めた私ですが、途中Nikonを使い始め、また戻ってきたのがα7。
まだ手探りだったころのフルサイズミラーレスですが、今でも新品で売っていることを考えると、完成度は高かったのかもしれません。
<ポイント>
・防塵防滴(に配慮)
・フルサイズなのにコンパクト
・フルサイズなのに安い
・色々オートな機能
・これぞホントの、パパママフルサイズ
早速いつもの作例サンプルから見ていきます。
まずは鉄道写真から。
過去の写真を見返してみると、ほとんどが鉄道写真。
子供がまだ小さかったため、あまり遠くには連れ出しておらず、鉄道撮影に行っていた気がします。
この時は、踏切の手前の壁の隙間から、縦位置+背面液晶で、片手保持で撮った記憶があります。
もちろんAF-Cですが、AF-Cはかろうじて?ピントはあっていました。
NikonD3と併用していた時代なので、AF-Cの信頼性は、ちょっと?を感じつつも、使っていた記憶があります。
続いてこちらも鉄道撮影。一時期はまっていた貨物列車撮影。
しかも天気は悪い。
レンズ含めて、防塵防滴(に配慮した)設計のため、気持ち的に安心して雨の日も撮影に行けました。
といっても、自分が濡れたくないので、カメラやレンズがビショビショということもしていませんが。
あるとないのとでは、気持ち的な余裕と、雨の日も撮りに行こうという気分が違いますよね。
ちなみにこちらもAF-Cですが、画面中央部に位相差AFポイントがあるため、ギリギリだった気がします。
こちらも雨の中の鉄道撮影。
暗部は結構ざらざらというか、ノイズというか、APS-C機のような塗り絵感はないものの、同時期のNikonフルサイズ機とくらべると、ノイズが気になりました。
鑑賞サイズでみると、あまり気になりませんが。
それにしても、この薄暗めの雨の雰囲気、結構好きな雰囲気に写っていると思います。
そして今度は、α7と言ったらお約束の、マウントアダプター。
マウントアダプターでのマニュアルレンズ遊びにはもってこいの機種がα7。
Nikonマウントと同時に使っていたため、試しに安価なマウントアダプターを買ってきて、撮ったのがこちらの写真。
当時F2.8の望遠レンズがSonyのEマウントになかったので、便利に使えました。
続いて子供撮影。
こちらはZeissの24-70mmF4。今では評価が低いレンズですが、発色も適度に良くて、サイズも小さくて、α7とはピッタリでした。
特に子供との散歩にはちょうど良かったです。
チルト液晶を使い、低めの位置からパチリ。
顔認識は付いていましたが、この距離だと微妙だった記憶があります。
そしてこちらは、α7のキットズームでの撮影。
他のレンズに比べるとつくりはチープですが、一応防塵防滴(に配慮した)設計なので、ガンガン使うのには良いかもしれませんね。
霜柱によって撮影。透明感がステキです。
【感想】
当時NikonD3を主に使っていましたが、サブ機を色々物色していたとき、安価なフルサイズミラーレスとして登場した、α7を買いました。
レンズがまだそろっておらず、35mmF2.8、55mmF1.8、24-70Zのzeissと、70-200F4のGレンズで使っていました。
前者は子供撮りのスナップや小旅行では便利で、70-200F4はα7とセットしてもコンパクトだったので、気楽に鉄道撮影に行く際に重宝しました。
しかも70-200F4は白レンズで高級感もあります。
小さめのショルダーバックにも入るので、35mmF2.8のパンケーキをバッグに忍ばせつつ、α7と70-200Gで旅行というのも便利でした。
ただ、D3と併用していてマイナスに思ったのが、
・質感が若干安っぽい
・堅牢性を感じない
・シャッター音がウルサイ
・絞り優先オート時(Aモード時)+ISOオート時の最低シャッター速度設定がない
あたりです。
特に一番困ったのが、最後の最低シャッター速度設定。
折角大口径の55mmF1.8を持っているのに、子供が動いてブレないようにシャッター速度を1/250にしようとすると、シャッター速度優先かマニュアル露出しか選択肢がなく、シャッター速度優先の場合絞りはなぜかF4とかになり、マニュアル露出だと明るいところに行ってしまうとすぐ露出オーバーになり、かといって絞り優先にしてしまうと、シャッター速度が勝手に1/60になり、被写体ブレ。
その点、Nikonやフジフィルムについている、最低シャッター速度設定があれば、絞りはF1.8、ISOはオート、最低シャッター速度1/250とかで撮れます。
子供撮りで、被写体ブレを押さえたい場合は、必須の機能。
ただ最近のα7M3とかはこの機能付いているようですね。
それ以外では、今の新品価格を考えると、手ごろでコンパクトでなんでもこなせるので、お得な機種だと思います。
オールドレンズ遊び用としても、Zeissの55mmや35mmを1本だけで、潔くコンパクトなスナップ機としても、色々遊べる安価なフルサイズ。
ムック本、昔も今も、必ず持っていた機種のムックは買っていました。
大体同じこと書いてあるんだけれど、何となく買ってしまいますよね。
ムック本買うと、そのカメラを暫く下取りに出さないという、私の中のジンクスがあり、買い替えを抑制したい場合は、ムック本を複数買っています。(汗)
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