ミツヒデのカメラ沼

デジタル一眼を二十数台以上節操なく買い換え、富士フィルムに行きついたカメラ沼住人のブログ。

Amazonで3000円台で売っている無線レリーズをFUJIFILMで試す。

みなさんこん○○わ。

いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。

 

さて今回は、卒業式や卒園式、そして入学式や旅行時のデジイチ自撮りの際に活躍する、無線レリーズの紹介です。

もちろん「高くて多機能」の商品は沢山ありますが、「シンプルで安い」機種を試してみました。

 

 

ここで、「何言ってるの?FUJIFILM純正のスマホ向けアプリ、FUJIFILM Camera Remote」入れればいいじゃん?と思ったあなた、きっとまだ現場で使いまくっていませんね?

もしくは「1枚1枚」、「ゆっくりレリーズする余裕がある現場」でしか使っていませんね。

 

そうです。FUJIFILM Camera Remoteのアプリ、スマホの液晶でライブビューして実際に写るものを見ながら遠隔操作できるし、追加コストなしでスマホで使えるので、便利と言えば便利です。

しかし、「連写できず単写」「レスポンス遅」「たまに無線が不安定」と、結構忍耐力が必要なアプリです。

 

そこで市販の無線レリーズの出番です。

無線レリーズなら、WIFIが不安定だろうがスマホの相性が悪かろうが、バシバシ好きなタイミングで遠隔シャッター切りまくれます

学校の「入園式」の看板を前に、三脚とカメラとスマホを準備して、いざ自分の番!と言うときに、WIFIが不安定だったり、「バシバシシャッターを切れなかったりしたら」父兄の前で赤っ恥です。

次の写真順番待ちの人に、カメラ渡して撮ってもらうのも一興です。

しかし、みなさんのそのマニアックなカメラ、一般人に渡してちゃんと撮れますか。

ちゃんと水平出してくれますか。

背景のコントラスト強めの壁とかにAF持って行かれているのに気づかず、シャッター押されていませんか。

 

大事なハレの日を、大切な人との記念写真を、一期一会の景色の自撮りに失敗は許されません。

 

という事で、前置きが超長く、アツくなりましたが、無線レリーズの登場です。

 

ちなみに今回買ったものはなんと、購入時点でAmazonで3650円です。

なおFUJIFILM対応の商品のほとんどは、USBタイプのもので、今後出てくるUSB-Cの機種には使えなくなりそうなので、あえて2.5mmマイク端子タイプのCanon向けE3タイプを購入してみました。

 

では早速開梱から。

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長いAmazon箱。ポスト投函できず、インターフォン鳴らされた。

いきなり長い箱で届いてびっくり。

Amazonで「場合によりポストに投函」と出ていたから、ポストに入れてもらえるもんだと思っていたら、インターフォン鳴らされて渡されました。

こんなに大きいの??

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中身はコレ。

と思ったら、中は超小さい箱だけ。

おいおい、資材と運送会社の方の余計な労力を使っているぞ。

 

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PIXEL RW-221/E3

ちなみにこちら。ForCANONとありますが、(自己責任ですが)FUJIFILMの2.5mmマイク端子がある機種ならば、たいてい使えます。

FUJIFILM用として売られているものは、たいていRR90互換?のUSB端子になっていて、今後出てくる新機種には使えなさそうなので、あえてこのタイプにしました。

あとFUJIFILM対応のUSBタイプだと、無線レリーズの選択肢が限られてしまうのです。

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こちらは裏面。

英語で色々書かれていますが、まぁアイコンで意味は分かると思います。

 

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付属品など

こちらがパッケージな内容。

必要最低限のものは付いてきます。

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説明書

説明書。中国語と英語表記。ただ図解がされているので、普通の人は理解できると思います。このレリーズとX-Pro2の組み合わせにおいては「連写」がうまくいかず、X-Pro2で連写設定して、レリーズをBULBモードにすれば、連写しました。(1回押して連写開始、2回目で連写終了。通常の連写設定だと、1秒空け連写しかできない。)

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こちらが送信機と受信機。

プラ製品ですが、それほど安っぽくはないです。高級感もないですが。

 

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単4電池は別売り

電池は別売りなので、市販の単4乾電池4本用意しました。

ちなみに電池カバー内にDIPスイッチがあり、16チャンネル分送信設定できます。

なので混信している場合に便利です。

 

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X-Pro2に装着

早速装着。

分かりづらいですが、右側の端子カバーを開いて、2.5mmマイク端子にさしています。

なおX-Pro2の場合は、マイク端子設定を「レリーズ」にする必要があるようです。

(2.5mmの端子に差して電源を入れると、設定画面を表示するかどうかを確認してくれます)

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X-Pro2に装着

続いて正面から。

そんなに違和感はありません。

 

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LEDが分かるようにわざとボカしました。

こちらは動作状態。

左下がリモコン送信機。

半押し状態で緑発光(受信機とX-PRO2本体もAF動作で緑発光)し、フル押しすると赤色でシャッターが切れます。

 

【感想】

実際に卒園式の記念撮影で使用しました。

今まではFUJIFILM純正アプリでイライラ、焦り焦りしながらなんとか数枚撮っていましたが、今回は無線リモートレリーズのおかげで、自分で撮りたいタイミングでいくらでも遠隔シャッター切れました。

機能はシンプルですが、この値段で無線レリーズできるのは大変お得と思いました。

 

今後、鉄道撮影などで、線路際&ちょっと離れた構図で撮影したい場合など、どちらかを無線レリーズにすれば、一人で複数構図で撮れそうです。

(商品説明では100m無線が届くとあります)

 

 

私が買ったのはこちら。便利です。

 

 最初迷ったのはこちら。少し高くて多機能だけれど、自撮りの場合、持っているのが写りそうなサイズなのと、バッグに入れるときにかさばりそうなので止めました。