X-Pro2でフィルムシミュレーションPRO Neg.Stdを試した。
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は、家族旅行の際にフィルムシミュレーションPRO Neg.Stdを試したので、その感想です。
普段このフィルムシミュレーションを使い慣れている方は、今更感ある話題かもしれませんが、今までProviaとAstiaしか使ったことない!という方は、参考になれば幸いです。
では早速、いつもの作例サンプルとともにコメントを。
こちらがPRO Neg.Std。
子供撮りの際はいつもASTIAを使用していましたが、PRO Neg.Stdを使ってみて、「落ち着いた良い雰囲気」となることに気づきました。
何となく、昔の家族写真という雰囲気です。
それでいて、肌の色が黄色すぎるとかはなく、自然な感じの「ソフトさ」「繊細さ」が出ているように感じました。
若干マイナス補正気味で写すといい感じです。
こちらもPRO Neg.Std。
けだるい感じなのは、長男がけだるそうにしているからかもしれません。
しかし、昔の写真って、こんなイメージです。
ASTIAだと透き通るような肌色と、背景のベルビアのような青が目立ちますが、PRO Neg.Stdは落ち着いた発色になります。
かといって、クラッシッククロームのようなセピア感もなく、適度な発色なので、人物撮影には良いかもしれません。
ちなみにこちらは、普段使用してるASTIA。
ベルビアほど色飽和ギリギリまでの色にはなりませんが、青空を映すと、ベルビアもびっくりなほど、青々と写ります。
これはこれで好きですが。
こちらはベルビア。
車は薄グレーなのですが、青っぽく写っています。
また実は空も若干クモリなのですが、絶妙な色で写りました。
【感想】
PRO Neg.Stdを初めて真面目に使ってみましたが、「思い出の一枚」として撮っておくには、良い発色と思いました。
ポートレートならば、ASTIAのほうが印象的なので良い感じがしますが、旅写真の人物スナップは、PRO Neg.Stdもおすすめですね。
今まで子供撮影でPRO Neg.Stdを利用されたことない方、ぜひ一度お試しください。
きっとPRO Neg.Std設定の写真が増えること間違え無しです。
撮影したカメラはX-Pro2です。こういうスナップの際は、手軽で良いですよね。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-Pro2 ボディ X-Pro2
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2016/03/03
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (2件) を見る
撮影したレンズは23mmF2です。換算35mm、独身時代は使いこなせずすぐに手放しましたが、家族スナップを撮るようになってからは、換算35mmが絶妙な距離感であることに気づき、多用しています。