XF35mmF1.4が子供撮り最強になる!?X-T3のオートフォーカス。
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回はX-T3とXF35mmF1.4の組み合わせでの子供スナップの話題です。
何かとオートフォーカス性能が高いと言われているX-T3ですが、激遅・激神レンズのXF35mmF1.4と組み合わせたら、果たして子供撮りに使えるのか、試してみました。
なお今までは、X-Pro2+XF35mmF2(こちらはAF早い)で子供撮りしていました。
【ポイント】
- 離れていてもバリバリ瞳AFが食いつく
- AFCでフォーカス優先だとほぼピント甘写真無し
- AF速度が体感で35mmF2並みになる
- 画面全面AFは動き回る子供に非常に便利
ポイントに記載の通り、もはや何も言う事はありません。
笑っちゃうぐらい、XF35mmF1.4のオートフォーカスが決まりますし、AF-C+顔/瞳認識で追いかけまくります。
この距離なら当然ピントは合いやすいですし、顔+瞳認識はしやすいですが、ぱっと子供にカメラを向けて、シャッター半押しの瞬間、迷わずこの状態で撮影できます。
手前の瞳にピントが来ているのが分かるよう、ちょっとだけ目の黒い網掛け外しました(笑)
逆に、このぐらいの距離でも、結構な確率で顔認識します。
実用上、このぐらいから手前で顔認識してくれれば、困ることはありません。
こちらもX-T3にかかれば、XF35mmF1.4でも余裕。
X-Pro2だと、位相差AF外になるため、AFの速い35mmF2や23mmF2ならばなんとかなりますが、XF35mmF1.4やXF56mmF1.2だと、若干迷ってから外すパターン。
さすがは全面位相差AFです。
やや横顔ではあるものの、こちらも瞳認識が食いついていました。
子供が突然ダッシュ!でも、しっかりAFは食いついていました。
オートフォーカスの遅いイメージのあるXF35mmF1.4ですが、性能を余すところなく絞り出して、迷いなく合う事で、体感的な速度が速く感じます。
【感想】
以前使っていたX-T3ですが、やはりこのAFは子供撮りで非常に楽できました。
顔認識(や瞳認識)が無いと、子供撮りは単調な構図になってしまいがちですが、画面全面で実用的なピントが合うこの機能は、非常に便利。
特に最近はD3やD810で頑張ってAFポイントをちょこまか動かしていたので、何もせずとも顔の位置でAFが合うのはうれしいです。
なおX-T3と同様の性能のX-T30もありますが、私はこの「縦位置チルト」と「防塵防滴強靭ボディ」が欲しかったので、X-T3にしました。
縦位置チルトは、背の小さい子供を自然に縦位置に撮るときには非常に便利。ついていないとしゃがんで撮る必要があります。
また防塵防滴強靭ボディは、子供を優先して、おまけのようにカメラを扱う人には必須。子供の飲み物や子供の水遊びがカメラにかかったら大変。そして階段や足のすべりやすい場所では、カメラよりも子供を守るので、カメラの扱いが雑になる場合があります。
それを気にせず持って行けるのと、気にしないと持てないのでは、子供撮りの際は圧倒的に心理的負担が違います。
▼ちなみにX-Pro2とXF35mmF2での子供スナップはこちらの日記から。