ミツヒデのカメラ沼

デジタル一眼を二十数台以上節操なく買い換え、富士フィルムに行きついたカメラ沼住人のブログ。

富士フィルムX-Pro3用の本革ハーフケース(TP社製)を装着してみた

みなさんこん○○わ。

いつも節操なくカメラを買っている私です。

 

さて今回は、”チタン外装はハードコーティングされているからハーフケースなんてつけないで使う”、とか言っておきながら、XF90mmF2をつけた時のアンバランスさが気になるのと、やっぱり小傷(全然つかないけれど)が気になるので、本革ハーフケースを買って付けてみた話です。

 

<ポイント>

  • 純正ハーフケースは高いわりにSDカードスロット部が塞がっている
  • 純正グリップは「グリップ然」としていて武骨すぎ
  • いつも使っているKaza製はオシャレだけれど、まだ国内正規販売無し
  • Kaza製は、チルト液晶が90度までしか開かなそうなデザイン
  • 昔使っていたTP社からX-Pro3用が出た
  • どうやらTP製は180度チルト対応していそう
  • Kazaのほうがカッコいいけれど、とりあえず買ってみるか
  • ポチっ。Amazonで到着。(今ここ)

 

 

では早速、開封画像から。

f:id:akechichan:20200124212245j:plain

以前のTP社の外箱は、薄っぺらい赤い箱だった記憶がありますが、いつの間にか高級感漂う黒の箱になったようです。ペラペラ度も下がっていて、良い感じ。

横には中国語で何か書いてありますが読めませんでした。

f:id:akechichan:20200124212251j:plain

箱の中身はコレ。

ハーフケースとネジ、巾着袋は以前からありましたが、中仕切り(笑)と、お買い上げありがとうカード?(特典なし)みたいなものが増えました。

f:id:akechichan:20200124212255j:plain

早速気づいた既存TP製品との差。

ケース側のネジ受(お皿を受ける部分)けが、今までの2倍ぐらいの大きさ。

なんでかと言うと、今まではコインかぶっといマイナスドライバーを必要としたネジが、引き起こし式の取っ手が付いたから。

これのおかげで、コインなどをわざわざ探さなくても、いつでもどこでも増し締めや、取り外しが可能

これは便利だ。その日の気分で気軽に装着・取り外しできるケースになった。

f:id:akechichan:20200124212300j:plain

ちなみにケースの裏面は、キルティング?で加工されているので、ボディ底面が傷つく心配はなし。

以前からしっかりしたつくりだったけれど、今回も引き続きしっかりしている感じ。

ちなみにバッテリーケース部で、底面の金属素材が見えているけれど、これが入っているお蔭で、グリップ全体の剛性感があり、良くなっています。

f:id:akechichan:20200124212306j:plain

早速装着。コイン探さなくて取り付けられるので非常に便利!

最初につける瞬間から感動できるなんて、ステキ(笑) ※以前のTP製を知っている人しかわからないと思いますが。

f:id:akechichan:20200124212310j:plain

斜め上からはこんな感じ。

グリップ部もしっかりとフィットしており、隙間なし。

純正レベルのフィッティングで、TP製ケースの精度の高さが分かります。

f:id:akechichan:20200124212315j:plain

こちらは裏面。

X-Pro2用ケースと多く異なるのが、液晶下部の底面。

X--Pro2用は、しっかりと液晶下部も、ケース底面がはみ出すようにカバーしていてくれていたけれど、X-Pro3用はチルト液晶の180度開きを考慮して、数ミリ切り欠かれている。斜め後ろから見ると、これのバランスが悪くて、ちょっとなじめない。

実用性は高いと思うし、前から見れば気にならないけれど、個人的なマイナスポイント。でも、180度チルトを取るなら、どうしてもこの形になっちゃうよね。

f:id:akechichan:20200124212320j:plain

真後ろから。遠近感分かりづらいですが、約5mm強、液晶パネル下部のケース底面が、引っ込んでいます。

 

f:id:akechichan:20200124212325j:plain

続いて、こちらはSDカードスロット部。しっかりと全開できます。

以前、X-Pro2用のケースを強引にX-Pro3に装着した際は、ここの蓋が半開きにしかできなかったので、X-Pro2よりも蓋の幅が大きくなっていると思われます。

TP社の本製品は、X-Pro3専用なので、しっかりと寸法は一致。

安心して使えます。

f:id:akechichan:20200124212329j:plain

ちなみに、私は全く開かない左側面の蓋も考慮済み。開けないけれど。

f:id:akechichan:20200124212333j:plain

底面のバッテリーケース部は、しっかりと開けられます。

安いケースだと、この部分の作りが微妙で、ちょっと力を入れて変形させたり、取り付けるときに意識しなければなりませんが、TP社のケースは今まで困ったことありません。

f:id:akechichan:20200124212337j:plain

ひっくり返したついでに一枚。

液晶下部とバッテリー部の段差が分かる写真。

f:id:akechichan:20200124212341j:plain

このおかげで、180度チルトが可能です。

 

一瞬、見た目重視で90度チルトのKaza(代わりに切り欠きが無くて、後ろから見てもかっこいい)にしようか迷ったものの、父兄の頭上から子供を撮るシーンもありそうなので、180度チルトできる製品を優先してみました。

f:id:akechichan:20200124212345j:plain

こちらは取り付けネジの取っ手を上げた状態。

この状態で、手でクルクルとネジを回せるので便利。

f:id:akechichan:20200124212349j:plain

XF23mmF2を装着したところ。

ケースによって1㎝弱かさ上げされるので、レンズが小さく見えます。

f:id:akechichan:20200124212353j:plain

逆に、XF90mmF2のような大型の単焦点でも、バランスは良くなりました。

f:id:akechichan:20200124212357j:plain

前回気になった、レンズのほうがボディ底面よりも低いのも回避。

たったそれだけの理由でケース買うとは。。。。

f:id:akechichan:20200124212402j:plain

フードを外すと、あの大きかったXF90mmF2とのバランスはベスト。

この見た目だけでも、ハーフケース買った甲斐があります(笑)

f:id:akechichan:20200124212406j:plain

前から見ても、バランスは良い。

f:id:akechichan:20200124212411j:plain

続いて35mmF1.4。まぁこちらは普通です。

ケース無しもしくはKazaのケースとの組み合わせのほうが、よりクラッシックカメラ感は出そうですが、これはこれでありです。

f:id:akechichan:20200124212415j:plain

という事で、装着しないといっていたハーフケースを、結局装着してしまいました。

ただバランスに飽きてきたら、簡単に取り外せるので、その日の気分で着脱してみようと思います。ホント、コイン/ドライバーいらずのネジの改良は、うれしい誤算でした。

X-Pro3で本革ハーフケースに迷っている方、TP社のケースもお勧めですよ!

 

 ▼ちなみにオレンジ色っぽいのもあったけれど、購入に踏み切れなかった。。。。