独自視点でレビュー! 小さな巨人!?LUMIX G X VARIO 35-100mm / F2.8 II / POWER O.I.S
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
今回は、Panasonicマイクロフォーサーズの大三元?望遠レンズである、35-100mmF2.8です。
ちなみに私が持っていたのは2型でした。
<ポイント>
・多分大三元望遠レンズで最軽量
・しっかりした鏡筒で意外に高級感あり
・防塵防滴
・威圧感はないというのはメリットにもデメリットにも。
最近はPanasonic製LEICAレンズの勢いに押され、あまり目立っていませんが、F2.8遠しの堅牢レンズと言ったらコレです。
1型は若干パープル?グレー?な外観なので、今どきのブラックなボディには若干にあっていなかったのですが、2型は艶消しブラックなので、色合いもバッチリ。
DUALis2にも対応しているため、G9Proを使うならおすすめです。
では早速、いつもの作例サンプル写真を。
いつものリスです。
換算200mmですが、この程度ならば寄れます。
この程度の寄りなので、実際の100mmF2.8のボケ味を考えると、背景を飛ばすのは難しいです。
なので、背景処理を考えないと、結構うるさくなります。
続いて鉄道撮影。
換算200mmなので、大抵の線路際スポットでは十分です。
G9ProのAFと組み合わせると、ほぼ9割はAF-Cでもピントが来ます。
秒間連写コマ数は多いので、ひたすら連写しておいて、あとでアタリを使うのもアリですね。
ちなみにやはり100mmF2.8なので、思ったよりは背景が飛びません。
編成全体をくっきり移したい場合は、被写界深度が深いので、逆に良いのかもしれませんね。
続いて子供撮り。
顔認識+瞳認識AFでばっちりピントが来ています。
さらにバリアングル液晶でローアングルから撮りました。
こんな芸当ができるのも、ミラーレス&爆速AFのおかげ。
こちらもAF-Cです。
フワフワの上でジャンプした瞬間を狙いました。
見事キャッチ。
デジタル一眼レフフルサイズ+70-200などと比べ、APS-Cカメラ+キット望遠ズームよりも小さい本機は、他の父兄への威圧感や怪しい感も与えず、安心して子供の遊び場でも出せます。
これは便利。
こういう雰囲気に撮るときにも使えます。
背景の雰囲気を残しながら撮れるのも良いですね。
【感想】
このレンズ、Panasonicでは、G9Proだけでなく、GX8やGX7Mk3でも使っていました。
DFD搭載のPanasonic機と組み合わせると、超速AF(AF-Cも含めて)撮れるため、顔認識+瞳認識と相まって、子供撮り最強セットになります。
さらに、フルサイズの70-200とは比べ物にならないほどコンパクトなので、他の人にも威圧感を与えず、怪しい目で見られることもなく、ミラーレスカメラ+ちょっとした望遠レンズ程度なライトな見た目に見えます。
でも、実際の写りは大三元という、ギャップ。
この「さりげなさ」「コンパクトさ」をメリットと考えるか、デメリットと考えるかが、このレンズの存在価値があるかどうかの分かれ目でしょう。
子供の運動会や、鉄道撮影の現場では、縦位置グリップ内蔵のフルサイズ機で、超大口径バズーカレンズを振り回して威圧感を与えながら撮るのを是とする方には、向いていません。
さりげなく、鞄から「スッと」出して、片手で「パッ」と撮るさりげなさ。
でも、実は堅牢鏡筒なので、子供イベントでその辺にぶつけようが、ちょっとぐらい汚れようが、安心。
私がなぜ手放したか?
私は塊感と威圧感が好きだったのです(汗)
でも、過去の写真を見てみると、子供撮り・子供連れには最強なレンズだと思います。
コンパクト・軽量で荷物が少なくなるのは、パパレンズ最強!
まだ1型も売っていて、2万円ぐらい安い。でも、見た目に拘ってでも2万円高くて良い!という方は、こちらの2型がおすすめです!私は見た目に拘って2型にしました。
パナソニック 望遠ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G X VARIO 35-100mm/F2.8 II /POWER O.I.S H-HSA35100
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2017/03/10
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る