X-Pro2とXF35mmF1.4で動体スナップに挑戦!
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーなカメラばかり紹介している私です。
さて今回は、オートフォーカス速度が微妙と思われている、XF35mmF1.4とX-Pro2の組み合わせで、動体スナップに挑戦してきました。
昨日はXF56mmF1.2で試しましたが、今回はXF35mmF1.4です。
このレンズ、描写は神だし、X-Pro2との組み合わせの見た目も超クラッシックで似合っているのですが、オートフォーカス性能が問われない、スナップかポートレート専用というイメージが付いていると思います。(私だけ?)
そこで今回はあえて動きのある子どもの散歩に連れ出してみました。
<ポイント>
・やはりX-Pro2にはXF35mmF1.4が似合う。
・使い方を失敗しなければAFはそれなりに早い。
・F1.4から使えるので便利。
・雨の日はちょっと怖い。
では早速、いつもの作例サンプルとともにコメントしていきます。
自転車の少年でも、余裕の追従。
もちろん、秒3コマモードのトラッキングだと、位相差AFの外側では”フジ迷い”が発生するので、秒8コマモード+光学ファインダーで撮影。
56mmの場合、光学ファインダーのかなり中央よりに枠が出ますが、35mmだと適度に外側を残しつつ、ファインダーのかなり広い範囲で見れます。
つづいてゴーカート。
余裕のAFですね。この程度の動きならば百発百中です。
自転車等の場合は、百発八十中ぐらい?
続いてアスレチック。
うちの子供の動きが遅い(汗)と言うのもありますが、しっかりと顔認識で、AFCでピントが来ています。
もちろん秒8コマモードで、光学ファインダー使用です。
光学ファインダー時の「顔認識」では、AF枠が出ずに、フレーム枠が緑に光ります。
本当に「顔にピントが来ているのか」いまいち信用できませんが、今のところ9割ぐらいは信用できています。
怖い場合は、背面液晶かEVFがおすすめ。
続いてこちらもピント来ています。
F1.4と相まって、背景もそれなりにボケています。
XF56mmほどではないですが、背景を残しながらのスナップには、こちらが便利かもしれません。
続いて、慣れないスナップを、慣れないモノクロにて。
ピント合わせは鳩ではなく、ベンチにしていますので、ハトは少しボケています。
続いて謎のロング踏切。
鳴らないか冷や冷やしながら渡ります。
道端にあった謎の物体。
港などでは船を係留する用にこんな感じのものがありますが、ここはかなりの内陸部。
なんなんだろう。
混とんとした標識。
電車に飛び出す動物がいるので、止まって注意しろということ?
【感想】
レトロフォーカスなので、描写は神がかり的だけれど、AF速度はイケてなさすぎると言われているXF35mmF1.4。
特にX-Pro2によく合うXF35mmF2が出てしまった今となっては、あえてX-Pro2に組み合わせる人は少ないかもしれません。
しかし、独特の角形金属フードと相まって、こちらもこちらでかっこいい。
私はXF35mmF1.4の外観好きです。
動体スナップに使ってみましたが、意外に使えます。
昔X-E1やX-E2、X-T1の際に使っていたXF35mmF1.4の記憶だけが残っていて「遅い」という感覚があり、X-T3と組み合わせた際の「あまりの豹変した速さ」とも相まって、X-Pro2では結構つらい組み合わせかも、と先入観を持っていました。
設定で、コントラストAFにならないように使えば、それなりに追従し、使うことが出来ます。
皆さまも晴れている日は、XF35mmF1.4をたまにはお散歩に連れて行ってあげてください!
ちなみにXF56mmF1.2でも動体チャレンジしています。
動体スペシャルのX-T3も過去には使っていましたが、手放してしまいました。
いつまでたってもMade in JapanのXF35mmF1.4。信頼の鉄鏡筒。描写も最高です。
X-Pro2+単焦点やX100Fを持ち出す場合は、サブとしてPanasonic製の1インチセンサーコンデジTX1を持って行っています。
TX2が出た今、かなり安くなっていておすすめ。
下記カメラのキタムラのネットで購入しました。カード払い等でも値段が同じですし、無料のプリント券などを色々もらえるのと、価格.comなどと比べても結構安く、かつ実店舗がある安心感があります。