X-Pro2とXF56mmF1.2で動体スナップに挑戦!
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は、フジフィルム内最強の動体機X-T3が出た後となっては、動体大丈夫?と思ってしまう、X-Pro2と、そもそもそういう用途が考えられていないポートレートレンズのXF56mmF1.2で、子供と散歩にて動体+スナップにチャレンジしてみました。
結構動体もイケます。みなさんの感想はどうでしょう。
<ポイント>
・ドライブ秒8コマ設定で位相差AFのみを動作!
・光学ファインダーで秒8コマでもラグ無しを狙う!
・単焦点なので足で稼ぐ。
・X-Pro2とXF56mmF1.2は見た目もオシャレだし高級感あり!
では早速いつもの作例サンプルとともに感想を。
まずはこちら、絞り開放でシャッター速度1/500以上設定で撮っています。
AFCがしっかり子供を捉えて、連写のほぼすべてでピントが来ています。
トラッキングを利用しており、おもに上半身に合わせました。
APSCの56mmとはいえ、やはりF1.2の大口径から来るボケは凄く、被写体が浮き出て見えます。
つづいてこちら。少し望遠気味の距離で撮影。
光学ファインダーで撮っていますが、しっかりAFが捉えています。
この距離でもF1.2のおかげで、適度なボケ感があり、被写体が浮き出ています。
またピント面も絞り開放からしっかり解像。
続いて逆光気味の撮影。
こちらも問題なく被写体をAFCが捉え続けています。
光学ファインダーではなく、背面液晶で撮りました。
この構図では、画面上を大きく動かないので、若干の表示ラグがある液晶表示+秒8コマモードでも、構図はブレずに済みました。
動体と言うほどのものでもない、歩く子供。
ピント面はやはりしっかり解像。
動く子供を撮るときは、最低シャッター速度設定があるカメラが必須ですね。
(特に絞り優先モードを使いたい人は重要かと。)
続いてバストアップ。
まつ毛のピント状態を見せるため、少しだけ黒塗りつぶしを小さくしました。
まつ毛もしっかり解像しつつ、背景は全部飛んでいる状態です。
これがF1.2の良さ。
続いて、得意ではないスナップ(風)
何のことはないベンチですが、F4に絞るとくっくりはっきり写ります。
続いて汽車。汽車も黒いですが、ACROSモードで撮っています。
しっかりと鉄の質感が出ていますし、暗部も意外に粘っています。
こちらは連結器部分。同じくACROS。黒被写体なので少し露出補正をマイナスすべきでしたが忘れました。なので若干適正露出オーバーです。
続いてカラーで。鉄の感じやさびの感じもしっかりと描写しています。
続いて連結器部分。暗部も潰れず粘っており、独特の質感が表現できています。
今回の撮影はこの組み合わせ。X-Pro2とXF56mmF1.2。
XF56mmF1.2は見た目重視で、XF23mmF1.4の金属フードをつけていますが、某社のレンジファインダー風カメラに見えなくもない!?
全金属なので、質感は抜群です。
【感想】
XF56mmF1.2をスナップや動体撮影に持ち出したことがなかったのですが、意外に(XF35mmF1.4と比べて)AFが早いXF56mmならなんとなるかと思い、試してみました。
結果として、子供動体スナップには十分なAF性能でした。
特に、56mmぐらいまでならば、光学ファインダーの枠でも十分捉えられるサイズになるため、タイムラグのあるEVFではなく一眼レフ並みのレスポンスで撮れる光学ファインダーでいけるところが良いです。
昔、子供動体用にXF16-55mmF2.8を使っていたことがありますが、55mmF2.8は意外とボケないため、XF56mmF1.2との組み合わせはかなりありだと思いました。
もちろん、56mmしか持ち出さないのはかなりの潔さが必要なので、予備レンズ・予備カメラは必須ですが。
ちなみにXF23mmF1.4のフードはポン付けです。加工も不要。
気になる方は下記の日記をご参照ください!
Panasonic製のポートレートレンズと、ポートレート対決もしています。
X-T3は手放しましたが、今回ご紹介程度の動体撮影ができるので、X-Pro2でも十分かな、と思っています。比較記事はこちら。
X-Pro2にはこちらを装着。フィーリングが良くなります。(プラシーボか?)
見た目もアクセントとなり、かっこいいですね。
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