フィルムカメラ!Voigtländer VF 135でスナップ!
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は、フィルムカメラのVF135です。
それって何?と思った方、その通りです。
ただの1970年代のプラ製のレンジファインダーコンパクトカメラです。
Made in Singaporeです。
中古カメラ店で見つけると数千円で買えてしまいます。
でもコンパクトで写りの味は良し。
デザインもシンプルでかわいい。
試しにフィルム遊びをするなら、こいつでもいいかな、と思わせてしまいます。
では早速作例サンプルから。
テラスでアイスを食べる子供をスナップ。
距離に変化がなければ、レンジファインダーのマニュアルフォーカスレンズでも余裕。
そしてオート露出なので、露出計さえ生きていれば簡単に撮れてしまいます。
私の持っている個体だと、+1オーバーだったので、常に露出補正ー1にして撮っていました。
まぁネガで撮る分には、ちょっとぐらい露出をしくじっても何とかなりそうですが。
つづいて汽車。意外にもオート露出でバッチリ露出が合いました。
子供に微妙にピントが来ていないのは、私のマニュアル技術の問題です。
オート露出なので、絞りたい場合でもあまり絞られず、背景が少しボケてしまいました。ご愛嬌という事で。
続いて動体撮影。
余裕です。
もちろん、撮り手次第ですが。(マニュアルフォーカスレンズなので)
赤と青のコントラストが、激安ネガの割には綺麗に出ています。
ちょっとフレアがかっているのは、レンズの問題でしょうか。
少しでも逆光気味だとつらそう。
でも、味と捉えられるかも。
昔の写真は、どれもこんな感じだったような気がします。
つづいてこちらも汽車。
オート露出で黒が多めだったので、少しオーバーになったようにも見えます。
錆と鉄の質感は、良い感じですね。
続いて街中スナップ。
踏切待ちで暇だったので、適当に撮ったのは秘密ですが。
こちらは長い滑り台があったので、いわゆる斜め構図でスナップ。
ネガなのに少し飛び気味なのは味と言う言葉で片づけてしまいましょうか。
こちらは鳥居の中の鉄道。
全体的にすこしオーバー露出な気もしますが、これはこれで良い雰囲気が出ています。
背景の鉄道はかなりの速度ですが、運よくオート露出のシャッター速度が速かったようです。ある意味かけです。
【感想】
フィルムカメラ、昔は中判(6×9や6×4.5)を主に色々撮っていました。
私は本格的にカメラを始めたのがデジタルだったので、フィルムをやる際は、せっかくなのでラージフォーマットが良くて、中判で遊んでいました。
しかしマミヤ645やフジGW690はかなりの荷物で、気軽に”スナップ”とはいかず、いつしかデジタルしか持ち出さなくなっていました。
VF135のような、気軽にスナップできるフィルムカメラは、デジタルのお供に良いかもしれません。
しかも今なら捨て値で売られています。
皆さんもたまにはフィルム生活いかがですか?
ちなみにフィルムは、「あえて」フジフィルムの業務用ネガiso100を使っていました。
安いし。