小さな巨人!Panasonic製DC-G9(G9Pro)の鉄道作例
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は、最近値段が落ちてきていて、マイナーどころか、結構な数の方が購入を検討していそうなメジャー機となってしまった、Panasonic製のG9Proのご紹介です。
過去日記にてD500やX-T3との強引な比較なども行いましたが、今回はG9Proのみに焦点を当てて鉄道撮影のサンプルを掲載します。
では早速いつもの作例サンプルとともにコメントを。
D4は圧倒的な性能を誇りますが、G9Proはこのサイズでほぼ同じものが撮れます。
あえて言うなら、フルサイズセンサーのD4の画質が、暗部ではより良いという程度で、絞り気味に撮影する編成写真においては、マイクロフォーサーズのG9Proもかなり健闘しています。
Panasonic?それっていまだに「コントラストAFだから遅いんでしょ?」なんてのは大昔、そう、紀元前の話です。
左のD4+24-70Gと、右のG9+LEICA12-60とで、ほぼ同じ速度の爆速AFです。
動体についてはやや左のD4が率は高いものの、G9は「瞳認識」で、しかも画面全面でAFできるので、事実上人物撮影には、G9Proが最強でした。
鉄道撮影、まずは廉価レンズの45-150にて。
等倍で見ると少しだけパープルフリンジが気になりますが、まぁ結構しっかり撮れています。
AFについてはAFCでしっかり追従。列車の前面にピントが来ています。
ちなみにPanasonicのAFは激早なので、AFCじゃなくてAFSでも、単写ならピント来るかもしれません。(私はAFC+連写派なので試していないですが。)
こちらも同じレンズとの組み合わせ。
少しだけ暗くなってきているので、暗部が気になります。
D4だと暗部もくっきりはっきり写りますが、G9Proだと暗部は塗り絵気味。
このサイズに縮小してしまうと気づかないレベルですが。
なおAFの迷いは無し。最高のAFです。
続いて超望遠ズームレンズにて、遠距離の列車と乱れ咲く桜を。
フルサイズカメラだと、800mmの大砲が必要なこんな構図でも、G9Proだと小さめのリュックに入るサイズで撮れてしまう。
さらに、この写真は、実は片手で撮影。
バリアングル液晶を斜め下向きにして、右手で前の人の頭の上からカメラを出して撮影。
お立ち台が混んでいる場合でも、片手で「ひょいっ」と撮れてしまいます。
しかも手振れ補正が強力なので、「びたっ!」と張り付くように構図が決まっています。
こちらは土手の上を走る列車と桜。
望遠端ではなく、少し戻したあたりで撮影。
くっきりはっきり、コントラストもしっかりと写っています。
つづいては換算800mm域での撮影。
最近増えてきたLED行き先表示ですが、1/125で手振れ・被写体ブレなく撮影できるので、LEDも切れずに撮影可能。
正面構図に限られてしまいますが、LED車には便利です。
過去、300mm単+テレコン+D4で試したことがありますが、手持ち1/125はきつく、ほとんどが手振れ写真でした。(一脚とか三脚は使わない主義なので)
手持ち主義の方は、G9Pro+100-400はかなりの武器になります。
続いてこちらも正面構図。
かなり遠距離から寄れるので、真正面構図が撮りやすいです。
【感想】
瞳認識の超速AFは子供撮り最強ですが、実は鉄道撮影にも便利に使えます。
例えばG9Pro+LEICA12-60、LUMIX G X 35-100mmF2.8とかでも、小さめのバッグでまだ余裕があります。
フルサイズでD4+AFS24-120、70-200F2.8とかだと、大きめのバッグでないと持てず、さらには他の荷物は入りません。
子連れで鉄道撮影に行ったり、他の目的で旅行に行き、ついでに鉄道撮影する際など、G9Proは非常に便利でした。
マイクロフォーサーズだから、ミラーレスだから、Panasonicだから、と食べず嫌いの方、ぜひ一度試してみてください。
軽快なシャッターフィール、レリーズレスポンスは、病みつきになります。
D500やX-T3との強引な比較日記はこちら。
G9Pro、安くなりましたよね。
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ムック本、私も買いました。これは良かった。
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