X-Pro2とフジノンレンズ XF35mmF2 R WRで子供スナップ!
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は、X-Pro2+XF35mmF2での子供スナップです。
オシャレ的に見た目最強の組み合わせ、X-Pro2とXF35mmF2ですが、動く子供の撮影ってどうなの?と迷っている方がいるかもしれません。
そこで2歳と6歳の子供スナップでのレポートです。
【ポイント】
- AFは意外についていきます。
- でも16-55mmF2.8ほどではない。
- 背景は意外にボケます。
- やはり見た目はかっこよい。
- コンパクトなので持ち出しやすい。
- 換算50mm付近なので、子供の距離がやや近くだと写しづらい。
では早速、いつものサンプル写真とともに、コメントを。
これは後ろ向きですが、こちらに向いた瞬間、顔認識AFで撮影できます。
ちなみに設定は、AF-C、トラッキング(全面)、顔認識AFオン、3コマ秒です。
XF35mmF1.4やXF27mmのように、位相差ポイントを外した場合に「明らかに迷う」という動作は無く、その場合でも機敏にコントラストAFで合わせてくれます。
こちらはシャボン玉が出る瞬間を狙って。
終始顔認識AF・AFCで撮れています。
さすがに位相差外だと完全に迷いがなくなるわけではないですが、XF16-55mmF2.8に次いで、復帰は早く感じます。
そしてF2だけれどこのぐらいのボケ。
背景がわずかにわかる程度なので、十分なボケです。
体感ではXF16-55mmF2.8よりもボケている感じがします。
続いて6歳の動体撮影。自転車程度なら動きが読めるので余裕です。
顔認識AF+AFC+3コマ。ほぼ3枚に2枚は完全合焦、残り1枚も、プリントサイズなら余裕です。こういうパターンだと、X-T2+XF16-55mmF2.8のが若干成功率が高い気がします。
こちらも自転車走行。しっかり顔認識しています。
なおすべて背面モニターで撮影していますが、ライブビュー(コマ送りではないもの)にしたいので秒3コマを選んでいます。
OVFを覗いて撮影する余裕があるならば、秒8コマ+OVFでも撮影可能です。
(EVFだと秒8コマは、コマ送りになりますので。。)
続いて滑り台。
もちろん止まっているところは余裕です。
やや位相差ポイントを外れていますが、しっかりコントラストAFで顔認識AFしています。顔認識だといちいちAFポイントを移動しなくて良いので楽ですね。
昔はD4やD500(D500はほぼ全面にAFポイントアリ)を使っていましたが、ミラーレス系の顔認識AFに慣れてしまうと、戻れなくなります。
続いて全開ローラー滑り台。
こちらもAFC+顔認識AFで余裕でした。
【感想】
やはり動く子供はX-T3やX-T30とハイグレードレンズ、もしくは一眼レフが必要?と迷っている方もいるかもしれませんが、X-Pro2でも2歳と6歳の子供ぐらいは余裕で撮影できます。
これよりも近距離をランダムに動かれるとさすがに撮り漏らす場合がありますが、そこはNikonD4+24-70Gでも難しかった(PanasonicG9Pro+LEICA12-60は楽だった)ので、カメラの問題はありません。
富士フィルムで絶対に失敗したくない撮影の場合は、レッドバッジのXF16-55mmF2.8をおすすめしますが、ちょっと気軽に、で行きたい場合は、X-Pro2+F2系レンズで十分撮影可能です。
なおXF35mmは換算で標準レンズとなりますが、その場合の子供との距離は数メートルになります。
実際に2歳の子供と散歩するときはもっと近い距離だと思いますので、その場合はXF23mmをおすすめします。
▼その他X-Pro2での撮影サンプル日記のまとめ記事はこちらです
▼ちなみにXF23mmF2での子供スナップ日記はこちらです。