スナップ撮影に最適なフジノンレンズ XF18mmF2 R
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は富士フィルムXシリーズの原点レンズである、フジノンレンズ XF18mmF2 Rです。
独特の角形フードもかっこいいですが、フードなしだとパンケーキ(二近い)ので、X-E3やX-E2等につけると、かなりコンパクトになります。
新品で買うとまだ高いですが、もう一方のパンケーキレンズであるXF27mmF2.8に比べると、見た目や操作する際の高級感が違いますので、値段相応の作りです。
【ポイント】
- 言うほど周辺画質は悪くない
- 換算27mmなので子供スナップや散歩スナップに便利
- F2と明るめなので、薄暗い室内でも安心
- 絞りリングがある幸せ(XF27mmは無くて不便)
では早速、いつものサンプル写真とともにコメントしていきます。
防塵防滴ではないものの、コンパクトなので、雨の日もポケットに入れてさっと出して、サッと撮れます。こんな風な縁日などでも、警戒されずにスナップ可能。
思ったほど周辺画質は悪くありません。
またフィルムシミュレーションの効果もありますが、コントラストも高めの描写です。雨の日や薄暗い日でも安心。
換算27mmなので、使い方を間違えると、こんな風に微妙な広角写真になります。
私が使いこなせてないだけですが、縦撮りの子供スナップが一番使いやすいかも。
続いて、狭い車内。
2ドアクーペの後席に取り付けたチャイルドシートと子供を、運転席から振り返ってパシャリ。換算27mmはこんな感じで写せます。
距離が近めのスナップに最適な画角だと思います。
続いて屋外。被写体のかなり近くから撮ることになるので、広角レンズでもF2で十分ぼかすことが出来ます。
またボケ過ぎないので、周囲の雰囲気もわかるので、子供スナップに最適。
こちらは室内でのバースデーケーキ。
室内灯は若干暗めにして、ローソクの光で写しています。
F2開放で撮っても破綻しないので、ISO値があまり高くならず、綺麗な画質で残せます。キットレンズとレッドバッジは16や18mmから撮れますが、いずれもF2.8となるので、わずか1絞りではあるものの、明るく写せるのがメリットです。
続いて小動物。画面周辺のボケもそれほどいびつにならず、うるさいボケにもならないので、さすがは単焦点といったところ。
【感想】
キットレンズやレッドバッジを持っていると、存在価値を考えてしまう18mmF2ですが、コンパクト、抜けの良さ、明るさを考えると、住み分けていけるレンズだと思います。X-Pro2と組み合わせて角形フードをつけても似合いますし、X-E2やE3とフードなしで組み合わせ、とことんまでコンパクトに持ち出すもよし。
おすすめのレンズです。
▼新品だと意外に良い値段しますが、質感はさすが!初期レンズは良いですよね。
▼並行輸入品もあるようですが、XF27mmの並行輸入品ほど、お得感は無いかも。
▼参考日記です。