富士フィルムX-Pro3とXF90mmF2で鉄道撮影実戦投入!
みなさんこん○○わ。
いつも節操なくカメラを買っている私です。
さて今回は、色々試して「AF最強!」との確信が出てきたので、X-Pro3とXF90mmF2の組み合わせを鉄道撮影の実戦に投入してきた話です。
今年の3月中旬に区間廃止される、西武池袋線の4000系8連を用いた快速急行を撮影してきました。
私は葬式鉄(廃止になると、今まで興味なかったのに湧いてくる鉄道ファン?)ではなく、西武線は地元なので色々撮ってきましたが、今まで池袋線内での4000系を撮ったことは無かったので、混むまえに撮ってきました。
▼今回使ったのはこのレンズ。XF90mmF2。鉄鏡筒で質感高し!
<ポイント>
- X-Pro3はAFC/トラッキング/秒5.7コマモード
- フォーカスリミッターも5m~無限遠で設定
- 右斜め上から激しい朝日が照り付ける状況(ほぼ斜めからの逆光)
- シャッター速度は1/2000、絞りはF2.8~F3.6、ISOは800。
- すべてのカットでAFは完璧。迷いなし!
では早速、コメントともにサンプル写真を。
本日のメイン、4000系車両が来る前に、他の列車で練習。
とはいっても、逆方向の特急列車ではあまり撮影設定の参考にならず。
とりあえずの1枚。
この構図のまま、AFCトラッキングのスタート位置を、左下の複線線路(遠方)に合わせておき、特急列車がAFポイントに重なってからは、AFC開始。
ずっとAFは外していません。
そしてAF駆動も、迷った感じが一切なし。これはすごい安心感がある。
同じ列車が通り過ぎてから。
側面に朝日が当たっていたので、とっさの撮影。
後追いでもしっかりとAFは捉えてくれています。
同じ特急を、今度は下り方面で。
狙っている4000系もこの構図・編成両数になるので、練習撮影。
ここでも、AFCトラッキングはバッチリ、迷いも一切なし。
迷いがあるAFの場合、保険のために秒10コマとか8コマで撮影する場合がありますが、X-Pro3のAF+90mmF2で迷いは感じられず、秒5.7コマ(ライブビューができるコマ速)で本番を迎えることを決意。
待っている間に色々来たので撮影。
左の列車の金属ボディからの朝日の反射が凄いけれども、AFはしっかりと黄色い電車の正面。
実は、EVFで見ていると、逆光が結構強くて、先頭部は暗めになっているのですが、AFは迷いなし。
そろそろ本番の列車が近いづいてきて、仕上げ練習。
90mmF2なので換算135mmとなるのですが、若干余計なものが写ってしまうので、迷った挙句に1.2倍率のスポーツファインダーモードを活用。
後でトリミングすればいいじゃないか、と思われそうですが、あまりトリミングは好きじゃないので、スポーツファインダーモードを使ってみました。
本番列車直前。
対向列車が来たので、側面に受けた逆光で、なんとなく雰囲気勝負の1枚を撮影。
さすがにフィルターから?ゴーストが出てしまっていますが、このカット以外はコントラスト低下もなく、XF90mmF2の優秀さがうかがえました。
そしてこちらが狙っていた列車。
西武鉄道4000系。8連(4+4)。
台車下の車輪・フランジ裏とかまで(笑)しっかりと描写。
背景も、変なボケ方をしておらず自然な感じ。さすが望遠単焦点。
途中から明るくなってきたので、F3.6まで絞っていますが、F2でも行けそうなぐらい安定したAF(AFC)でした。
これなら、薄暗い時間の撮影もいけそうな気がしてきました。
鉄道撮影において換算135mmなので、使いどころについてはかなり自分を追い込む必要があるのですが、このレンズとカメラの組み合わせは楽しいです。
あえて不便を承知で、このセットで色々撮ってみたくなります。