程よい距離感!フジノンレンズ XF35mmF1.4 Rで子供ポートレート
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は、富士フィルムXFのオールドレンズであり神レンズである、XF35mmF1.4です。組み合わせるボディ次第でAF速度が雲泥の差となるリスクはありますが、引き換えに素晴らしい描写です。
ポートレートと言うと、XF56mmF1.2に行ってしまいがちですが、XF35mmF1.4でしか出ない程よい距離感、おすすめです。
【ポイント】
- ボケが綺麗でピント位置は繊細な描写
- 子供を撮る際に程よい(近)距離感
- 見た目もオールドレンズなのでオシャレに見える
- 金属ボディで高級感たっぷり
では早速、いつものサンプル写真とともにコメントしていきます。
もう、見てください、この神々しい感じ。
ピント面は繊細で、そのほかがふわっとして、良い感じが出ています。
逆光気味で撮影していますが、良い雰囲気のゆるふわさが出ました。
続いて室内で猫ポートレート。
毛並みもしっかり、ボケは前後も綺麗です。
35mmだとそれなりに被写体に近づくので、余計なものはボケで消せるのです。
続いて屋外。手が届くか届かない位置から、このサイズで撮影できます。
56mmF1.2だとそれなりに離れないとバストアップが撮れませんが、人が多いところや危険がありそうな場所では、小さい子供と離れたくないですよね。
そんな時、35mmは良い距離感なんです。
23mmだと、少し歪んでしまうのです。
子供だと(被写体が小さいので)近くに寄れるので、背景もバッチリボケます。
ボケも自然で綺麗にボケるので、違和感はありません。
またピントを合わせた目は、まつ毛がしっかり繊細に写っています。
富士フィルムの発色もあり、肌がもちもち綺麗です。
時にはこんな構図も。手前のボケがうるさくなくていい感じです。
でも、水には弱いので、こういう時は35mmF2が安心ですね。
ちなみにこの撮影の際は、特に濡れることはありませんでした。
レストランでの食事中。テーブルの向かい側から、すこしだけテーブルの上に手を伸ばして撮影。(チルト液晶使用)
抜群の距離感によって、席から立ったりせず、このサイズで写せます。
富士フィルムのカメラのオシャレさと相まって、35mmF1.4をつけたカメラは、フィルムカメラのようないでたち。
シャッター音をバシバシ鳴らさなければ、こういう場所でも溶け込めます。
ちなみに、子供と旅行に行った際も、こういう写真も撮れます。
絞れば画面全体しっかりくっきり。
クッキリの中にも、繊細さが残っています。
【感想】
富士フィルムユーザーなら、必ず持っていて損はないレンズです。
使用場所と被写体によってはXF35mmF2が便利な時もありますが、両方持っていても使い分けは明確にできるので、迷っている方は両方買ってしまうのもアリかと思います。
ちなみに私は両方持っていて、35mmF2が6対、35mmF1.4が4ぐらいの割合で持ち出しています。
▼XFレンズの同焦点距離比較などの特集が面白かったです。
▼XF35mmF1.4はお勧め神レンズ