Nikonのフラグシップ機D4sを買ってしまった話。
みなさんこん○○わ。
いつも節操なくカメラを買っている私です。
さて今回も、性懲りもなく!?、Nikonの激重・堅牢なフラグシップ機を、またしても手に入れてしまった話です。
おもえば、過去にD3を3回、D4を3回も買っているという節操のなさ。
もちろん、それぞれのシャッター限界枚数までなんて、撮っておらず手放していました。
では、今回はどんな言い訳で買ったのでしょう。
早速、ポイントとして見てみます。
<今回購入のポイント>
- 本当は富士フィルムX100Vを買おうと思っていた。
- 予約までしていた。
- でも、前回の記事の通り、X-Pro3でも良いかなと思ってしまった。
- そういえばNikonD6が発売された。
- という事は、今までの経験上、旧フラグシップ機が軒並み値下がる。
- 思った通り、D4sの値段が数万円下がった!
- 子供の運動会もなぜだか6月。撮りたい列車ももうすぐ廃止。
- 丁度良い便利ズームが富士フィルムに無い!(18-135だと少し望遠足りない)
- Nikonなら純正で28-300mmがあるじゃないか!
- D4Sなら、X-Pro3の秒5.7コマのライブビューでシャッターチャンスに怯えない秒11コマリアルビューだ!
- X-Pro3で運動会でも、ファインダー覗くからどうせ脚立必要だ。じゃあD4Sでもいいじゃないか。
- (GFX50Rが意外に買えそうな値段で出ている.....)※これを一瞬挟む
- (D5のCFタイプ良品も意外に買えそうな値段で出ている.....)※これを一瞬挟む
- 気づくと商品カートにD4Sとレンズ類が。
- (ポチッ)
- いまここ
ふぅ、長い言い訳でした。
では早速、いつもの開封画像から。
今回も、皆さんの防湿庫から買いました。
二箱!それにしても、マップカメラさんは、過剰なぐらいしっかりと緩衝材を入れてくるので、毎回置き場所に困ります。
すぐに穴開けてつぶしてしまえばいいのかもしれませんが、ほら、また、何かの時に使うかもしれませんし(笑)
買ったのはコレ。
D4S元箱付き良品、AFS85mmF1.8元箱付き良品、AFS28-300mm袋のみ美品、AFS50mmF1.8付属品なし美品。
ナノクリ系やAFS24-70mmも一瞬迷ったものの、撮るものが鉄道・子供・たまに人物取材系だけなので、この組み合わせにしました。
暫くFマウント使うようだったら、また何か増えるかもしれません。
D4Sを箱から出すところ。
中古品とわかっていても、元箱・元ビニールにくるまれていると、ドキドキしますよね(笑)
これが元箱付きの良いところ。
わざわざ美品・元箱無しと迷って、こちらにした甲斐がありました。
気になるバッテリーチェック。
劣化度は0。フラグシップ機で酷使されたもの、またはその逆で放置されていたものは、劣化度が2ぐらいになっている場合があり、無駄な出費が避けられました。たとえ劣化度2でも、普及機のバッテリーよりははるかに持ちますが、追加で新品バッテリー買うのに1万5千円ぐらいかかるので、劣化していないにこしたことはなし。
メディアは、先日までD4に使っていたものを流用。
世の中からなくなってしまう前に、もう一セットぐらい、XQDとCF欲しいかも。
メディアをフォーマットして、まず最初に行うのは、1SHOT撮ったのちの、JPEGアナライザー。Nikonは総シャッター数がEXIFに書き込まれるので、これで総シャッター数が分かります。
プロ機なのでシャッター耐久が数十万とは言え、中古で買った個体が20万ショット超だと、ちょっと気持ち的にへこむので。
結果は3万ショット強!!これはアタリ!!
そういえば、過去に買ったフラグシップの中古も、ほとんどが数万ショット。(3000ショットのD3美品に当たったこともあり)
中古だとハズレを引く可能性が高いといわれるフラグシップ機ですが、今のところ私は大丈夫でした。
という事ですべて箱から出して、フィルター取り付けやら、保護シール取り付け開始。
D4S本体は、肩・下部・メインの各液晶に保護シート。
すでにD4及びD4Sに対応しているフィルムが売られてなかったので、D5用を購入。サブ液晶二つとも、ピッタリサイズでした。
ちなみにメインの液晶のみ、ガラスタイプにしています。
こちらがハクバのD5用。特に書いていませんが、D4Sでも問題なく使えました。
これならまだ売っているので、今後のためにいくつか在庫しようと思います。
▼D4Sにもこれでイケました。サブ液晶2つのフィルムもついています。
そしてファインダー接眼部の交換。
こちらも毎度の事、DK-19の接眼目当て(右下のゴムの丸いもの)と、DK-17Aアンチフォグファインダーアイピース。
▼これの効果はすごい!マスク装着でも曇りづらい。曇っても直ぐに取れる。
前者は、標準品と比べるとゴムの幅が広いので、目を雑につけようとしたときも、柔らかいゴム部分が受け止めてくれて助かります。
また後者は、若干プラスチッキーな部品ですが、標準品やD500などのフッ素品よりも、はるかに曇りづらく、曇った場合も復帰が早いです。
花粉の季節、マスクを装着して一眼レフを構えていると、自分の息でファインダーが真っ白になることが多く、毎回マスク撮って撮影して、くしゃみして....の繰り返しでしたが、このアンチフォグファインダーアイピースになってからは、ストレス知らずです。
左側がDK17Aのアンチフォグ。右側がDK19の接眼目当て。
ちなみに、正しい使い方は、写真のように手前側に出っ張っている状態です。
この状態で使うと、ファインダーを覗いた際の、横からの入射光を遮り、よりファインダーが見やすくなります。
これが装着前。
画面真ん中が、DK17Aを装着したDK19。
丸窓のNikon機は、アイピースシャッターを閉めると、接眼レンズ?を回して取れるため、標準品を外してから、DK17A+DK19をねじ込んで装着します。簡単です。
こちらがDK17AとDK19装着後。
私が慣れ親しんだ、いつもの状態になりました。
何度も見ている光景なので、感動はしないけれども。
ということで、ストラップといつもの名入れシューカバーも装着し、準備完了。
あとは週末に試写するのみです。
ついにD4sを買ってしまいました。
動き物はしばらくこのセットで撮ってみようと思います。
あ、子供とのスナップや、標準・広角の単焦点撮りは、引き続きX-Pro3で行う予定です。
神レンズSigmaART50mmF1.4と富士フィルムXF35mmF1.4、ついでにXF35mmF2 近接撮影比較!
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は、誰の参考になるか全くわからない、SigmaArt50mmF1.4と、富士フィルムXF35(F1.4とF2)の「近接撮影」対決です。
どちらも50mm(換算含む)付近のため、もしかすると悩まれている方がいるかもしれませんので、比較してみました。
そもそもなんで比較を考えたかと言うと、本ブログ執筆の際に物撮り「風」に撮影するときがありますが、富士の35mmだと、やや周辺が甘い気がするときがあったので興味を持ちました。
比べたのはこちらのレンズたち。
富士フィルムのXF35と、SigmaのArt50mmF1.4。
カメラはX-Pro2とD810を使用しています。
【ポイント】
- 神レンズと言われるXF35mmF1.4は近接でどこまでフルサイズ勝負になるか
- F2だから隅までクッキリと思いきや・・・
- ART50mmF1.4はでかくて高いから当然完璧か
では早速、「近接撮影」でのサンプルとコメントを。
なお、かなりの近接なので、「物撮り以外はあてはまらない」可能性大です。
ポートレート距離などはまた別途撮ってみようと思っています。
なおX-Pro2とD810を使いましたが、どちらのカメラもAF-S・中央シングルポイント・クリップオンフラッシュ点灯・最低基準iso感度で撮影しています。
が、手持ちで、構図合わせは両方ともライブビューで実施。
三脚は不使用なので厳密な比較ではないですが、それぞれ何枚か撮影し、画像にばらつきが無いことを確認していますので、それなりに参考になると思います。
■まずは開放描写
SIGMA ART50mmF1.4(withD810)
こちらは全体像。
左上と中心部のピクセル等倍。
つづいて、XF35mmF1.4(WithX-Pro2)
こちらは全体像。
左上と中心部のピクセル等倍。
つづいて、XF35mmF2(WithX-Pro2)
こちらは全体像。
左上と中心部のピクセル等倍。
■絞りF4での描写
SIGMA ART50mmF1.4(withD810)
こちらは全体像。
左上と中心部のピクセル等倍。
つづいて、XF35mmF1.4(WithX-Pro2)
こちらは全体像。
左上と中心部のピクセル等倍。
つづいて、XF35mmF2(WithX-Pro2)
こちらは全体像。
左上と中心部のピクセル等倍。
【感想】
やはり、フルサイズD810+SigmaArt50mmは、重くて高いだけあって、開放描写の隅もそこそこに、F4時は画面全体でクッキリハッキリ撮影できています。
3600万画素であることを考えると、APS-Cの2400万画素と同等サイズ鑑賞を前提とすると、確実に画面全域で安定して解像感ある画像となっています。
XFレンズについては、F1.4は中央部の解像は開放でもF4でも十分なものの、開放時の隅の描写はボヤっ・ふわっとしています。
ポートレート撮影においては、むしろこれぐらいのふんわり感が良い感じですが、近接で物撮りする際は注意が必要と思いました。
またF2については、中央描写はいいものの、F2でもF4でも、隅はそこそこです。
特に隅については、F4状態だとXF35mmF1.4が安定している印象でした。
XFの2本については、近接時の四隅に歪曲が感じられ、やはり換算では50mmではあるものの、「実際は35mmなのだな」と感じました。
AFが遅かったり、防塵防滴ではないですが、絞って四隅までくっきり、開放で周辺はふんわり等、色々な用途を考えると、やはりXF35mmF1.4は神レンズかもしれません。
なお、D810+Art50mmの描写は圧倒的ですが、重さやサイズを考えると、X-Pro2+XF35mmF1.4が使いやすいですね。
子連れで散歩の際は、絶対に後者を持ち出します。
そのうちポートレート距離や、風景撮影距離でのサンプルができましたら、本ブログに掲載させていただきます。
▼過去に子供ポートレートでも比較しています
▼XF35mmF1.4の子供ポートレート記事はこちら
▼Art50mmはこちら。
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NikonD810がなぜか手元にある話。
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は、なぜか手元にNikonD810がある話です。
いやぁ不思議です。
そういえば先日、NikonD3の美品に巡り合った話をしました。
そして、組み合わせるレンズはSigmaのArt50mmを選択し、SigmaArt50mmの日記で
こんなことも言っていました。
そもそもなんで(組み合わせたカメラはD3なので)Nikonは10年前の機種なんだ!という突っ込みもありますが、今現在持っている一眼レフがD3だけだからです。
ええ、一瞬D810とかの中古も考えたことありますが、官能的ではないシャッターフィーリングやコマ速の遅さ、Made外Japanあたりに萎え、結局買っていません。
結局買っていません。
結局買っていません。
・・・・。結局買っています。
さすがカメラ沼。
さて、気を取り直して、結局D810も買ってしまっている言い訳は次の通りです。
【ポイント】(という名の言い訳)
- D3を仕事の取材に使ったら、さすがにシャッター音が目立ちすぎた
- D3を仕事の取材に使ったら、WB取るのが大変だった
- D3を仕事の取材に使ったら、ピクコンで富士風のポートレートにするの大変
- D3を仕事の取材に持って行こうとしたら仕事カバンが膨れすぎた
- D3の3Dトラッキングが思った以上に暴れた
では、作例ではないですが、写真とともにコメントを。
【3Dトラッキング】
D300s、D3複数台、そしてD4複数台、D500複数台と、ずっと3Dトラッキングで動きものを撮ってきました。
最後の数年間はD4とD500だったので、体がすっかりと「しっかり張り付く3Dトラッキング」に慣れきってしまっていて、D3時代の暴れる3Dトラッキングをコントロールしきれませんでした。
かといって、AFC9ポイントや21ポイントは、周辺ポイント照明が無い時代のAFなので、非常にわかりづらく応用できず。
結局外さない中央ポイント付近を中心に3Dトラッキングするという、謎のAF-Cで耐え忍んでいました。
その点、フラグシップ機ほどの安定感はないかもしれませんが、D4s世代のAFを持つD810は、安定の3Dトラッキングです。
もう、これだけで、Made外Japanでも許せました。
【ピクコン】
仕事の取材では、ここ最近ずっと富士フィルムを使っていたので、ASTIA慣れかつ顧客からも高評価でした。
D3の場合、D4ほど変な癖が無いとはいえ、印象的な色合いは出せず。
S5Proピクコンとかでごまかしていましたが、やはりエクスピード4以降の発色には敵わず。
【WB】
やっぱりD3については10年超の開きは感じました。
室内撮影時、もはやマニュアルで色温度設定するか、太陽光で攻めるかしか思いつきませんでした。
さすがにD810は余裕の安定。
【シャッター音】
D810のシャッター音は萎えますが、取材仕事にはベスト。
オマケに静音モードもあるので、コンサートなどの撮影もバッチリ。
ただし、D3のほうがストレスの発散にはなります。
お気に入りのAF180mmF2.8Dも、D3だと小さく見えましたが、D810だといい感じのサイズ感。
まだ屋外で動体撮影は試していませんが、3Dトラッキングでの食いつき具合は良い感じでした。そのうちサンプル写真をアップさせていただきます。
メディアも重要。
SDカードでのその場での納品もたまに行うので、CFカードのみのD3は少し面倒でした。ここ最近、RAW現像なぞはしていないのですが、念のためCFカードはRAW設定。SD側にJpegを入れています。
手持ちのCFカードの最大サイズが16GBだったので、急きょCFカードを購入中です。
ちなみにJpegアナライザーで確認したところ、4万ショットの個体でした。
D810は公称シャッター耐久20万回なので、まだまだ五分の一。
これでボディも綺麗だったので、当りだったと考えます。
という事で、D810も趣味のカメラに加わりました。
あくまでもメインカメラは富士フィルムなのですが、フルサイズ+黒ボディ・レンズの威圧感で勝負したいときは、このカメラも使っていく予定です。
あと人生初の3000万画素オーバー機なので、どんな描写してくれるのかもちょっと楽しみ。
▼まだ新品も売っているようです。
▼液晶保護ガラスはいつもの安価で安心な製品にしました。サブ液晶のフィルムもついていた。
【表示パネル用フィルム付き】ORMY 液晶保護ガラス 液晶プロテクター 【0.33mm/ラウンドエッジ加工/硬度9H】 Nikon用 (D810/D800/D800E用)
- 出版社/メーカー: ORight
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ウエット&ドライのクリーニングシートなども付属していて、毎度、1000円以下なのにお得と思っています。 過去にはNikon純正品や坂本ラヂオなどの保護ガラスも使っていましたが、特に劣っている感じもせず、耐久性も十分あるので、使い続けています。
デジャヴ!気づいたら手元にNikon D3があった。(人生3回目)
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は販売終了になって久しい、元祖高感度フルサイズセンサーカメラ&プロフェッショナル機である、NikonD3を買ってしまった話です。
久々にカメラ沼らしいネタ。
【ポイント】(言い訳的時系列順)
- そもそも衝動買いしないように”在庫がない”ことをネットで調べてから来店
- でも、お店に行った時点で”衝動買いする気満々”(反省)
- おや、ショーケースに、在庫リストに載っていなかったD3があるぞ
- 良品表示だけれど、どこから見てもピカピカだぞ
- 気づいたら店員を呼んでいた
- マウント面見ても、各種蓋を開けても、ピカピカ
- ミラーボックス内もピカピカ
- シャッター切った感じも「シャキシャキ」
- 唯一、底面のゴム底だけが少し減っている?
- バッテリー劣化度3。もしや使わず放置系?
気づいたら、お買いあげして、帰宅する自分がいました。
手元には富士フィルムXマウントレンズしかないため、とりあえずなんでも撮れそうな「標準レンズ」である50mmを選択。
でも純正の50mmF1.4は値段の割にイマイチだし、50mmF1.8は撒き餌っぽいし、どちらもMade外Japanだし。
気づいたら、シグマのArt50mmF1.4がセットされていました。
ツァイスにも引けを取らないと噂されるシグマのArt単焦点。
普通のカメラにセットすると、そのレンズのバカでかさに笑ってしまうけれど、あら不思議。D3にセットすると普通のレンズっぽい。
横から見てもこんな感じ。
マウント部の防水ラバーが無いのが残念だけれども、まぁ可動部も少ないし、きっと霧雨程度なら耐えられると自己判断。(本当はNikonのラバーツキが欲しかったな)
ちなみにボディは本当にきれい。
ありがちな、底面角の「テカリ」とか一切なし。
ファインダー内もごみ一つなく、奇跡に近い。
背面も、ゴムグリップやボタン類も一切へたり無し。
Nikonのカメラはオーバーホールでかなり綺麗になるけれども、それでもここまで全体的にきれいにならないはず。
これは本当にアタリを買ったかも。
ちなみにアンカーリンクが余っていたので、早速ストラップ部と底面三脚穴に装着。
これで速写風にも、普通にも使える。
ちなみにミラーレスカメラだとやや大げさに感じた「スライドライト」が良い感じです。買っておいてよかった!
【感想】(その後)
Jpegアナライザーで調べたところ、総ショット数は約43000ショット!
さすがに全然使われていなったわけではないけれど、それでもD3の「バッファメモリー増設タイプ」としては、驚異的なショット数の少なさ。
プロフェッショナル機のD3からしたら、4万ショットなんてむしろ慣らし期間中のようなもの。
ちなみに過去持っていたD3は、
・1代目>ショット数10万弱の良品。ペンタ部に若干傷アリ。
・2代目>ショット数2千!の美品。全体的にも美品!これが一番当たりだった。
・3代目>ショット数4万の良品。底面以外は美品。これが今回。
こんな感じでした。
さすがにメーカーの修理対応が終わってしまったので、1台目のカメラとして使う人はリスキーですが、趣味のカメラとして持つならば、あの官能的な「シャッターフィーリング&シャッター音」を味わえます。
ぜひ一度、中古店で見かけたら、手にもってシャッター切って見てください。
きっと同じ運命になります。
▼ちなみに過去にはこんなカメラを使ってきました。そして歴史は繰り返す。。
実写編はまた今度。
私はなぜフルサイズを手放して、APS-Cの富士フィルムXシリーズを使っているのか。
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介している私です。
さて今回は、なぜフルサイズセンサーのカメラを使っていた私が、すべて手放してマウント替えしてまで富士フィルムXシリーズを使っているかの話です。
カメラ沼の住人なのだから、理由さえあれば、どんどんマウントを追加したり入れ替えたりはしますが、さすがにNikonの誇るフラグシップ機を手放してまで買うにはそれなりの理由があるはずです。
<ポイント>
- 子供連れで荷物が多くなったのでカメラ機材を小さくしたかった
- 子供連れで荷物が多くなったのでカメラ機材を軽くしたかった
- 物理的に重いレンズ/カメラだと子供への攻撃力が半端ない
- TPOに応じてライブビュー撮影をストレスなくこなしたかった
- 父兄の前でゴツイカメラを出すと、若干引かれた
- RAW現像に疲れた
- レンズが高かった
- 上を見ればキリがない(高いお金を出せばいいレンズがいくらでも買える)
【機材を小さく・軽く】
ではまず、機材のサイズと軽さです。
まだまだ重い荷物は運べる年齢ですが、子供連れで持ち運べる荷物は限られます。
カメラバッグを2個とかありえないので、大きめのリュックに子供の荷物+自分の荷物+カメラ機材を雑に入れることになります。
さすがにNikonのフラグシップ機+便利レンズ(と言ってもF2.8標準ズーム)+単焦点でももういっぱいいっぱい。
予備ボディとか持てません。
一時期、サブボディやメインとしてSonyのα7(初代)を持ち運んだこともありましたが、雑に鞄に入れるには少し怖い華奢さがあったので、結局そんなに持ち運べず。
その点、FUJIFILM含むAPS-C機はレンズも含めて小さいので、バッグに色々入れることが出来ますし、バックアップ用の予備ボディも余裕で持って行けるのです。
【子供への攻撃力が半端ない】
あるとき、NikonD3+大三元望遠ズームレンズが、子供の顔面にヒット。
というか、フラフラしていたうちの子供が、よそ見しながらぶつかってきたわけですが、超大泣き。そして超たんこぶ。
子供の頭も結構な石頭ですが、それを超える堅牢性。超鉄鏡筒。
やばいです。もはや凶器です。鈍器です。
もちろん、機材は堅いほうが何かの際に安心ですが、重いと、それだけ慣性重量があるので攻撃力が高くなります。
そして大きいと、ヒット率が上がります。
その点、FUJIFILM含むAPS-C機はレンズも含めて軽量。
もっとも、FUJIFILMのレンズは重めのものがあるので、SONYのAPS-Cのほうが軽めではあります。ただし堅牢性は何とも言えないけれど。
【ライブビュー撮影】
これはもう、ミラーレス機の圧勝です。
NikonD3やD4のライブビューなんて、おまけ機能です。
D500+高速レンズでも、ミラーレスの足元にも及びません。
常にベストな立ち位置を確保したり、常に脚立などを持って行ける、精神力の強い方or幸運な方なら良いですが、小市民の私にはそんなことできず、ちょっとした隙間などを狙って撮ることもあるわけです。
それでも、我が子のベストショットや、リスなどのベストショット、鉄道のベストショットを撮りたい気持ちは人一倍。
そんなとき、ストレスなく撮れるライブビュー撮影は必須なのです。
また大抵のミラーレスは「顔認識」や「瞳認識」のAFがついており、顔AFを前提とした自由な構図を「簡単に」撮れます。
これをデジタル一眼レフでやろうとすると、AFポイントをせわしなくジョイスティックで動かすか、位相差AF内で収まるようにトラッキング使うか等、かなり操作が多くなります。
まぁこれについては、よっぽどイケてないミラーレス以外は、どれもデジタル一眼レフカメラを凌駕しているとは思います。
人物撮り最強ライブビューは、今でもpanasonicG9Proだと思っていますが、FUJIFILMのXシリーズでも、5歳と2歳の息子のAF-C顔認識撮影ぐらいなら、余裕でこなしてくれます。
【父兄がドン引き】
鉄道撮影の現場などでは、圧倒的な威圧感で、あわよくばベストポイントを譲ってもらうことすらできる、デジタル一眼レフのフラグシップ機+大口径望遠レンズですが、幼稚園などの学校行事では、父兄ドン引き間違え無し。
噂では「学校行事には白レンズがいっぱい」とか聞いていましたが、そんなのは1~2人。それ以外はみんなビデオカメラかスマホか入門用一眼レフ+廉価望遠ズーム。
フラグシップ機なんて持っていると、白い目で見られました。
じゃあ、みんなと同じようにエントリー一眼レフや、普通のミラーレスで良いじゃないか、と思われてしまいますが、「オシャレな父親」を装いたいじゃないですか。(私だけですかね)
そんな時、FUJIFILMのクラッシックなたたずまい、完璧なんです。
素人が見たら、どう見てもフィルムカメラです。
玄人が見ると、「渋いデジカメ」です。
どっちに見られてもラッキー。
【RAW現像が疲れた】
もしかすると、NikonD500のポートレート設定はかなりASTIAの発色に近づいたので、NikonD5を使っていたら、この悩みは無くなっていたかもしれません(笑)
なのですが、D3やD4のノーマルJpeg発色では、黄色人種は黄色人種のまま、見た目通りに写ります。
証拠写真としてはいいのですが、「印象的」に撮りたいじゃないですか、親的には。
頑張ってアドビのLRなどで現像していたりしていた時期もありましたが、RAWのファイルサイズ大きい=HDDをしょっちゅう買い足し、RAW現像しなければいけない=時間が余計にかかる、で、子育てパパにはつらくなってきました。
FUJIFILMのJpegは、そのままで十分印象的に写るので、楽なんです。
「あっ、今日は3000枚も撮っちゃったけれど、家で編集面倒だなぁ。。。。」という、家族イベント帰りの絶望感から解放されるわけです。
ちなみに、SONYのαは若干寒色で、Panasonic(G9ProとGX7Mk3)はそれなりに良かったですが、やはりFUJIFILMのASTIAが私は好きです。
【レンズが高かった】
大三元レンズを新品で真面目にそろえようとすると、高いです。フルサイズ。
20万+30万とか。意味わかんない。
「イケてる」単焦点も、すべて15万円超コース。
カメラ本体と合わせて、100万円は軽く超えます。
それが怖くなってきました。
そして、そんな”資産”を気軽に持ち出せなくなりました。
(傷害保険の携行品保証もそんな額は保証してくれないし)
持って行く機材の合計額が30万円以内であれば、何かの際も携行品保証が効くので、気持ち的にも安心できます。
その点でも、FUJIFILMのXシリーズは、「ちょうどいい価格帯」なんです。
そして値段の割に高級感もあって、「どや」感もあるので、妥協した機材のように感じさせないのが良いです。
【上を見ればキリがない】
最近では200mmF2が出ちゃったので、上を見たくなくなりましたが、この間までは一番高いレンズでも買えそうだし、すべてのレンズをそろえることも、小市民にできそうだったFUJIFILMのXシリーズ。
それを有名デジタル一眼レフのメーカーでやってしまうとあら大変。
飯田のいい家が一軒建てられそうな金額になってしまいます。(土地なしで)
そういう意味では、沼にはまりつつも、人生を棒に振らない程度で納められるので、FUJIFILMのXシリーズは庶民向けなのです。
そんな各種の言い訳から、フルサイズ・フラグシップを手放し、今はFUJIFILMのXシリーズで満足しています。
<最後に一言>
- 誰でも持っているフルサイズ
- 初心者の敷居も低くなったフルサイズ
- 猫も杓子もフルサイズ
- 雑誌もCMもフルサイズ
みんな持っててつまらない。
- みんなと違う、富士フィルムの「X」シリーズ、いかがですか。
▼オシャレカメラといえばX-Pro2
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-Pro2 ボディ X-Pro2
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- 発売日: 2016/03/03
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▼サブに使うならこちらもオシャレ。
FUJIFILM デジタルカメラ X100F シルバー X100F-S
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2017/02/23
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▼デジタル一眼レフ並みの性能が欲しければコレ。そしてオシャレ。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T3レンズキット シルバー X-T3LK-S
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2018/09/20
- メディア: Camera
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Nikon D4 の過去写真を見て、ちょっとほしくなる。
みなさんこん○○わ。
カメラ沼の信者である、私です。
本日はレビューとか紹介ではなくて、ただの自己完結日記です。
タイトルの通り、紹介日記を書く中で、改めてNikonD4の写真良かったなと。
なんだかもう一度ほしくなったな、と。
中古カメラやのサイトを、ブラブラしてしまったな、という話です。
発掘した写真をもとに、それぞれコメントしていきます。
こちらは、ナノクリ付きの便利ズーム。AFS24-120mmF4との組み合わせ。
それまでは、ナノクリレンズって一切使ったこと無しでした。
標準ズームもAFS28-70mmF2.8Dだったので、初のナノクリ。
確かにコテコテした色乗りでした。でもコテコテがきつくて、フジフィルムとはまた違った感じ。繊細なものが繊細に写せない感じ?
人肌を柔らかく撮影には向いていないのかも。
ちなみに上記のような良くある構図ですが、AFポイントが中央寄りのため、ちょっと辛かったです。
D500やミラーレスに慣れていると、この構図はAFモード変えたり、結構大変。(私は常にAFCなので、AFSに変えてフォーカスロックとかする手間がかかりました)
こちらもナノクリ便利ズーム。
旅行の際は便利、でしたが、D4がでかいので、やっぱり全体的に重いです。
しかし120mmまで撮れるのは便利で、24-70だと足りない70~120の部分を補えます。
でも24-70や28-70の細かさに慣れてしまうと、24-120は本当に「便利ズーム」としてしか使わず、持ち出す際も迷いました。
特にカメラ自体が重いので、レンズが少しくらい軽くなくてもいいかな、とか。
毎回、レンズ選びで葛藤です。
こちらは変わって24-70G。明らかに肌の質感が違いますし、強烈なコントラストもありません。ズームで人物描写なら24-70Gがおすすめです。
でもこの時は広角側で撮りすぎて、息子の顔が少し歪んでいます(本物は歪んでません)
それにしても、フルサイズセンサー+24mmF2.8は、背景の雰囲気を残したまま、良い感じでボケてくれますね。
続いて鉄道撮影。珍しく編成写真と言うよりは、隣の車両とのツーショットを撮っています。
このぐらいの先頭部位置ならば、私の大好きな3Dトラッキングで追えています。
DXフォーマットやマイクロフォーサーズで撮った写真と比べてまいど思うのは、スカートと連結器の暗部や、台車付近の暗部の描写の差。
フルサイズフォーマット(でもD4とD3しか知らないですが)の場合、暗部が潰れずに、自然に解像・見えます。
やはり数世代前でも、腐っても(腐って無いですが)フルサイズです。
ちなみに過去Sonyのα7(初代)を使っていたことがありますが、暗部はもう少し潰れていた記憶があります。
そのうち発掘して、投稿します。
なぜだか、フジフィルムのX-T1グラファイトシルバーを(適当に)撮っている写真がありました。
こちらは、自分の中では2代目のグラファイトシルバー。
1年ぐらい前に、新品・アウトレット品で売られていたもの。
同じくアウトレット品の35mmF1.4とともに、新品保証付きで購入しました。
やっぱりX-T1はこのレンズとの組み合わせ、渋いですよね。
【終わりに】
今回は紹介やレビューではないので、特に感想コーナーは設けていません。
写真を見返してきて言えるのが、やはりフルサイズセンサーは、大きいだけあってメリットもあるな、と。
でも、今再び、子供との散歩にD4+24-70G持って行くか?と聞かれ、防湿庫にX-Pro2とともに眠っていたとすると、たぶんX-Pro2(しかも見た目のオシャレさでgraphiteeditionを)を持ち出しそうです。
と、言い聞かせないと、カメラ沼の底に沈んでしまうので、今回はこの辺で自己完結して、買い替えないことにしました。(汗)
何を思ったか、NikonD4の時だけは、Nikon純正保護ガラスをつけていた記憶があります。フラグシップ買ってしまったバブルなのか、何なのか。下取りが思ったより高くて、もくろんでいたお金が余ったので、一部的にバブルで買ってしまったか。
でも、さすが純正、しっかりしていました。
まだ売ってることに驚き。
独自視点で比較! Nikon D500 と Nikon D4 ってどっち選ぶ!?
みなさんこん○○わ。
いつもマイナーな機材ばかり紹介・比較している私です。
今回は、Nikonのフラグシップ一眼レフ買いたい!という、日本全国1億人のNikon好きさんがきっと迷うであろう、「新品のD500の値段で、D4の中古良上品(AB品)買えちゃうんだよなぁ。」の私なりの答えを紹介します。
D3やD4のホットシューに標準装着のこれ、D500にも使えます!
<ポイント>
・D500の値段がこなれて来た。
・フルサイズも視野に入れて、フルサイズレンズも結構持っている。
・あれ?D500の新品価格と同じぐらいでD4買えちゃうぞ。
・ひょっとしてもしや。
【まずはD500のサンプルから】
いつもの鉄道撮影。
AFポイントが全面にあるので、私の大好きな3Dトラッキングでも余裕の追従。
画面外に消えていくまで、ずっとAF追従。
凄い。
10コマ秒で、ずっとAF追従。
凄い。
リスも当然ながら余裕。
AFポイントが全面なので、3Dトラッキングで目に合わせれば、どんな構図も余裕。
しかも秒10コマで撮り続けられるから、ちょっとしたリスの仕草も余すところなく撮影できる。(この場合は、ちょうど手に持っているものを食べようと、口をあーんとしている一瞬。ほんとに、リスの口パクは一瞬!)
無謀にも!?常用感度と言っているISO51200で撮影。
さすがに深夜の鉄道撮影はつらかった。
多分、若干明るいところ用のISO51200だと思います。カタログの写真に騙されちゃダメ。
【今度はD4】
いつものD3トラッキングだと、このぐらいの構図だとギリギリセーフかアウト。
この写真だと左側のフロントウィンドウにギリギリAFポイントが粘ってくれた感じ。
ちなみに、D500と画角とボケ具合をそろえるために、あえて300mmF4Dの写真をチョイス。1段程度露出は暗くなるはずだけれど、暗部の潰れ具合が全然違う。
D500もこのぐらいのサイズまで縮小すると気にならないけれど、等倍で見ると、すでにピクセル部がのっぺりしている。
さすがに1600万画素+フルサイズセンサーといったところか。
こちらはリス。
やっぱりリス写真でも、ピクセル当たりの潰れ具合が、D500よりも遥かにましで、さすがフルサイズセンサーといったところ。
【感想】
堅牢性(手に持った時の感じ)と、自己満足感は圧倒的にD4が上。
さらに縦位置グリップ一体で重いはずが、望遠レンズや大三元レンズを組みあわせた場合のバランスの良さはぴか一。
長時間片手でD500を持つのに比べ、D4を片手で持つほうが楽なぐらい、グリップが良いです。
シャッター切った感触も良い。
でも正直、AFの性能・範囲や、フジフィルム寄りの発色、ハンドリングのしやすいSDカードも選べる等、最新型のD500を選ぶメリットも十分あります。
たぶん、普通の人は絶対D500がおすすめです。
特に、画面全面に縦横無尽に動く子供を撮影する場合や、荷物が重くなる子連れの場合、チルト液晶で子供を撮る機会がある等の場合は、D500の一択でしょう。
<まとめ>
次の場合はD4がおすすめ。
・本当の意味のフラグシップ機を使ってみたい。
・「ディーひとけた使っているんだ」と自慢したい。
・絶対性能より、絶対官能を重視。
・望遠レンズか大三元しか使わない。
・中古でも気にしない。(ちなみにまともな中古店で買えば、半年~1年保証が付くので、そんなに気にしなくても大丈夫)
次の場合はD500がおすすめ。
・16-80のレンズキットがお得に感じる。Nクリレンズだし!
・あんまり大げさになりたくない。
・無線とかでスマホに撮った写真飛ばしたい。
・新品保証ついていないと安心できない。
・Made in Japanじゃなくても気にしない。
・なぜかDXフォーマットのレンズが沢山ある。
・AFS17-55mmF2.8こそ真のデジタルフラグシップレンズだ。
書いてたらまた買い戻したくなった日記。
AFS17-55はこんな感じ↓
ちなみに私なら、たぶんD4と24-70mmF2.8Gを買いそうです。
こちらはボディ。
16-80付きでお得!私は16-80の質感が好きになれず、無駄に高い17-55を新品購入してしまいました。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D500 レンズキット AF-S DX NIKKOR 16-80/2.8-4E ED VR D500LK16-80
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まいどのご紹介。ここの液晶保護ガラスは、安い癖に良いです。
【表示パネル用フィルム付き】ORMY 液晶保護ガラス 液晶プロテクター 【0.33mm/ラウンドエッジ加工/硬度9H】 Nikon用 (D500用)
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独自視点でレビュー! あえて今、Nikon D500 に AF-S 17-55mmF2.8G を組み合わせる。
みなさんこん○○わ。
いつもマイナー機材ばかり紹介している私です。
今回はNikonが誇る、APS-C大三元レンズ、AF-S 17-55mmF2.8Gを紹介します。
<ポイント>
・真のDXフォーマット向け大三元レンズ
・鉄鏡筒、堅牢
・AF超速
・高級感あり
・FXフォーマット並みにでかい
さて、ここでいきなり問題です。
下記のサンプル写真のうち、フジフィルムX-T1+XF16-55mmF2.8で撮影した写真が混ざっています。
どれでしょう!
①↓
②↓
③↓
④↓
ちなみに、Photoshopなどで変ないじりはしていません。
答えは、③でした。
その他はすべてNikonD500+AF-S17-55mmF2.8Gです。
昔のNikonデジタル一眼レフで撮ると、もう少し発色が薄い(いい意味でも悪い意味でも)のと、肌色が黄色みかかっていた気がするのですが、D500のポートレート設定では、かなりフジフィルムっぽく写っている気がします。
まぁ、言われて見比べてみると、③だけはさらに発色が良いように見えますけど、言われないと、どれも印象的な発色ですよね。
さて、肝心のAF-S17-55mmF2.8Gの話です。
私はこのレンズのために、D500を2回買いました。
まぁカメラ沼信者なので、このレンズのためなのか、このレンズを言い訳にして、なのかは微妙ですが、少なくとも言い訳にするレベルのレンズではあるのです。
1回目は中古でAランク品があった時、思わずその場で取り置きしてもらい、自宅から他マウントカメラ一式持ってきて、D500新品+Aランクレンズを買いました。
2回目は、あえてこのタイミングで、新品のAF-S17-55mmF2.8GとD500を買いました。
店員さんにも「そうきましたか。渋いっすね!」と言われました。
確かに、結構ランクが高い中古品でも、新品の半額ぐらいで売っていますから、この時期にAF-S17-55mmF2.8Gの新品を買うのは、渋いというか、なんというか、と思います。
【感想】
まず、AFが超速です。
D4+AF-S24-70mmF2.8Gを使っていたこともありますが、比べても「僅かばかり」遅い程度で、他のレンズに比べると超速です。どちらも超速。
そして発色・解像が「繊細」です。
なので、人物に寄り気味で撮影すると、自然なボケと、繊細な線を描けます。
D500との組み合わせでは、フジフィルムほどのギトギト・ピキピキ感がなく、自然な感じで人物撮影ができます。
D500の全面AF-Cと組み合わせれば、(ファインダーを覗ける態勢なら)無敵です。
ただしでかい・重いです。
フジフィルムのXF16-55mmF2.8も結構キテるサイズですが、それ以上に大きい。
その代わり、鉄鏡筒かつレンズフードにロック機構がついており、簡単には撮れないので、プラ風味が漂うXF16-55mmF2.8に比べると、高級感は遥かに高いです。
実売価格は大きく違わないので、これからD500+AF-S17-55mmF2.8Gか、X-T3+XF16-55mmF2.8を迷っている方は、高級感・堅牢性狙いなら、前者です。
顔認識AFや瞳AFなら絶対後者ですね。
あえてこの時期に、AF-S17-55mmF2.8Gを新品購入し、D500と組み合わせる。
知る人ぞ知るレンズ。渋い組み合わせ。
一眼レフDXフォーマットで攻めたいあなたに、おすすめです。
新型のAF-S16-80mmF2.8-4と比べて、F2.8通しで、質感も違いますよ!
Nikon デジタル一眼レフカメラ専用ズームレンズAF-S DX 17-55mm F2.8G AF-SDXED17-55MMF2.8G
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独自視点でレビュー! 今さら?いえいえ、Nikon Ai AF-S 300mm F4Dって、旧型だけどすごくいい。
みなさんこん○○わ。
毎度マイナー機材の紹介ばかりしている私です。
さて、今回はNikonのAiからAF-Sへの過渡期レンズ、Nikon Ai AF-S 300mm F4Dのご紹介です。
<ポイント>
・旧型ですがまだ新品売っています
・旧型ですが性能はぴか一です
・見た目は寸胴かつ長い
・近接性能も遠距離描写も十分
・AFも激速
フルサイズセンサー+300mmですが、ここまで寄れます。
近接性能はかなり高く、それでいてピント面は超解像、ボケは自然で綺麗です。
F2.8でなくても、背景は完全に飛ばせます。
AF-S70-200mmF2.8を使っていたこともありますが、近接性能で勝り、抜けもよいため、リス撮りではもっぱら300mmF4Dを使っていました。
続いて鉄道撮影です。
フォーカスリミッターがついており、リミッター(近接側を制限)をOnにすると、AFが迷った際も直ぐに復帰します。
元からAFは超速なのですが、リミッターを入れると、さらに迷いからの復帰も早くなり、鉄道撮影では絶対にピントを外さなくなりました。
フルサイズですと300mmではギリギリ編成写真も圧縮されすぎず、自然に見える写真になります。また絞りまくらなくても、画面周辺まで画質が均一なため、ズームレンズにありがちな「先頭部の窓はくっきり写っているけれど、右下のスカートの端辺りは、若干流れ気味」とか、皆無です。
続いても、鉄道写真。
暗部まで潰れずに写っているのは、レンズの性能ではなく、D4のおかげかもしれません。背景の抜けも綺麗に撮れるため、青空の場合はスッキリ気持ち良い写真になります。
こちらはD3で撮りました。手前ボケに菜の花を入れていますが、手前ボケも自然で綺麗です。手前ボケを活かし、主被写体を奥に持ってくる構図でも、使いやすいレンズです。私はあまり手前ボケは使っていませんでしたが。
続いて、APS-Cカメラとの組み合わせ。最新のD500です。
もちろんAFの爆速は変わりませんが、AFポイントが画面全体に来ているので、3Dトラッキングで運転席付近を狙った場合でも、画面外に抜けるまで追従し続け、すべてピントが来ます。
同じくD500でのリスです。
1.5倍されるので、近接性能はもはやハーフマクロ並みです。
手のひらサイズのリスが、ここまで大きく映ります(トリミングしていません)
ピントは目の位置ですが、それ以外の場所が自然にボケており、主被写体だけを目立たすことが出来ています。
こちらもD500と組み合わせ。
D3とD4は縦グリップ内蔵なので、寸胴レンズでも持ち運びやすかったですが、D500は縦グリップ装着しないで使っていたため、レンズが大きくバランスが悪かったです。
D500の場合は、前回ご紹介のAiAF180mmF2.8がバランス的にも、重さ的にも、描写的にも良い感じでした。
【感想】
私のフルサイズカメラでのリス撮影では、一番活用頻度が高かったレンズです。
フルサイズでは300mmF4D、APS-Cでは180mmF2.8Dが、組み合わせとしてしっくりきていました。
動きの速いものを撮る場合は、前者の組み合わせ、コンパクトに持ち運びたいときは後者の組み合わせで持ち運んでいました。
皆さまのカメラのセンサーフォーマットに合わせて、どちらか使われてみてはいかがでしょう!
(過去の写真を見ていたら、またD3+300mmF4Dが欲しくなってきました。。。まずい)
新品在庫があるうちに、おすすめです。新型よりもかなり安いです。
Nikon 単焦点レンズ Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED ブラック フルサイズ対応
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- 発売日: 2000/10/26
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▼その後、D4sとともにAiAFS300mmF4Dを使って撮影しています。
独自視点でレビュー! 今さら?いえいえ、Nikon AiAF180mmF2.8Dって、かなりいいです。
いつもマイナーな機材レビューばかりしている私です。
今回はNikonFマウントの単焦点レンズ、AiAF180mmF2.8Dの話です。
NikonD300sを使用していた時代から、カメラを買えても使い続けていました。
最後に使っていたD500では、AiAF180mmF2.8Nタイプだったと思います。
<ポイント>
・大口径望遠なのに、軽い
・70-200と比べて抜けが良い!
・70-200と比べてボケがきれい!
NikonD300s+AiAF180mmF2.8D
APS-Cカメラだと、換算270mmなので、小動物にもかなり寄れます。
お陰で背景も全部飛ばせる。
この時は、数メートル後ろに白いジャンパーの人が通り過ぎていたのですが、綺麗にしろボケになって、リスの表情のアクセントになりました。
D600+AiAF180mmF2.8D
フルサイズだと、そんなに大きくは寄れない。
実際にはもう少し寄れるけど。
でも、この立体感はすごいですよね。
D3+AiAF180mmF2.8D
このぐらいの距離なら、ボディ内蔵モーターでも余裕で追従。
AF-C、3Dトラッキングで撮影。
秒9コマ?で撮りましたが、撮り始めから画面外まで、しっかりとAF追従していました。
ちなみに数メートルの距離で子供が近づいてきたときは、さすがに外しました。
D500+AiAF180mmF2.8D
日差しが強いと、少しパープルフリンジが多くでる。
ケンコーのUVカットZitaを付けていたけど、ほとんど効果なし。
むしろ、半段か一段絞ると改善。
背景がボケなくなるので、私は開放絞りで撮影後、Photoshopライトルームのフリンジ除去を使っていました。
<感想>
私のリス撮影スペシャルレンズでした。
背景もきれいに飛ばせるのと、変なボケ方をしないので、使いやすかったです。
AFはボディ内モーターに依存しますが、ボディ内モーターが一番弱そうなD600(持っていたなかでは、ですが)でも、そんなに遅くは感じませんでした。
インナーフォーカスのおかげでしょうか。
現在でもまだ新品で売っており、後継機も出る気配無いので、一本あってもお勧めです!
D300sを利用していた際は、中古店でもかなり安く売らていた記憶があるのですが、D600以降、特にDfあたりのAiAFブームの際に、一気に品薄になり、今では高値な気がしています。
なくなる前に、新品購入するのもありですね。
まだ新品売っています!
ちなみにパープルフリンジが気になっていたので、このUVカットフィルターを使っていました。
Kenko UVレンズフィルター Zeta UV L41 72mm 紫外線吸収用 037232
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